【荷室】小型車だけど最大1231リットルと大容量!
荷室容積は381リットル。後席背もたれは60:40分割式なのは他社と同様ですが、長物を収納するのに便利なスキーホールを備えるのは好印象。また、12Vアクセサリーソケットも用意されている点も好印象です。
一方、プライバシートレイがただの板で、取り外したボードをどこに収納すればいいのかがわからないのが難点。フロア下かなと思ったら、パンク修理キットではなくタイヤが入っていて驚きました。
【車内】シンプルで嫌味のない大人の空間
室内はいたってシンプル。水平基調のデザインですので、拡がり感があります。触った感触も上々。華美な装飾がなく、また室内イルミネーションもスッキリデザインで好感を抱きました。
後席は大人がしっかり着座できる広さを確保。サイドシルは、このサイズのクルマとしては標準的な高さです。センタートンネルはやや高めで、大人が座るのは難しそう。センターコンソールには、エアコンの温度調整のほか充電用のUSB Type-Cポートを2系統用意しています。
【走行性能】いつまでも走っていたいコンパクトカー
驚いたのは走り。モータートルクの恩恵か適度に速く、何より車体の安定感が一級品! まるで氷上を滑るかのようなスムースな乗り味に、ただただ脱帽です。普段の街乗りが快適で楽しいのも美質。柔らかくもなく、硬くもなく。首都高速のつなぎ目をコツコツというより、タンタンという表現でクリアーしていく印象で、これはとてもイイなと。いつまでも走っていたいクルマという印象を受けました。
【気になったところ 1】お値段は450万円とお高めに
これは仕方のないところですが、450万円というお値段は、大きさやブランドネームから考えるとちょっとお高いと感じてしまいます。日本のハイブリッド車なら、よりボディーサイズの大きな「シビック e:HEV」が買えますし、ブランドネームで語るならアウディの「A3」が視界に入ってきます。
【気になったところ 2】個性に乏しい優等生感
インテリアも使い勝手もインフォテインメントも、誰が使っても文句はない反面、VWらしさ、というのが希薄に感じました。国民車ゆえか、どこか最大公約数的で個性に乏しいような。ですが、ソツがないゆえの完成度の高さもあり。人間、ないものねだりだなと思う次第です。
【まとめ】目立たないでイイモノが欲しい人に
コンパクトカーで諸々500万円は高いと思うのですが、出来栄えは「さすが500万円」と感心しきり。そしてクルマから降り、エクステリアを見ながらイイモノ感を改めて感じます。遠くに離れると「普通のクルマ」という印象。
言い方を変えれば目立たないし、嫌味にならない。そういうところで「イイモノが欲しいけれど、目立ちたくない人」にピッタリのクルマではないかと感じました。
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