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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第531回

高級重量SUV対決! レンジローバー vs メルセデス Gクラス、その違いを探る

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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Mercedes-AMG/G63(3080万円、試乗車はAMGカーボンファイバーインテリアパッケージ198万円を加えた3278万円)

 セレブに人気のクロスカントリー(オフロード車)といえば、ドイツのメルセデス・ベンツ「Gクラス」とイギリスのランドローバー「レンジローバー」ではないでしょうか。それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?

 そこで値段が倍近く異なりますが、Mercedes-AMGのG63と、レンジローバー・スポーツ・オートバイオグラフィー P550eという2つのスポーツ系車両で比較してみたいと思います。

【Mercedes-AMG G63】運転手が主役のハイパフォーマンス・クロカン

 まずは3080万円のMercedes-AMG G63から。ボディーサイズは全長4690×全幅1985×全高1985mm。最低地上高は240mmで、ステップに乗らないと乗り込みは難しそう。

 パワートレインは4L V8ターボとモーター、9段ATの組合せ。エンジンの最高出力585馬力、最大トルク86.7kgf.m。エンジンとミッションの間に置かれたモーターはエンジンスターターと電動ブースター、そして回生ブレーキという3つの役割を果たします。そのスペックは20馬力/21.2kgf.m。

 ホワイトレザーのインテリアは、オフロード車の無骨さを上質なレザーでラグジーに演出。まるで羊の皮を被ったライオンといったところでしょうか。

 インフォテインメントシステムは、音声コマンド機能も使える「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)。タッチスクリーンですが、トラックパッドも用意されています。

 走行モードはMBUXまたはステアリングホイールにあるダイヤルで変更可能。サスペンションの設定など、個別にセッティングを詰めることができます。

 アームレストを開けると、そこには冷蔵庫が! これなら砂漠やアマゾンの奥地に行っても冷たいコーラが飲めそうです。

 後席はラグジーだけれど、思っていたよりは狭いという印象。ドライブシャフトが通る都合、センタートンネルはかなり高めです。USB Type-Cのほか、DC12Vのサービスアウトレットを用意しています。

 荷室はかなり広め。12Vのアクセサリーソケットも用意されています。積載時に便利な後輪だけの車高を下げる機構も搭載しています。

 AMGブランドということもあり、かなりのドライバーズカー。2.5tを超える車体重量でありながら、0-100km/h加速はポルシェ「718 ケイマンS」より速いというから驚き。さらにブレーキング時にはオートブリッピング機構により「バンバン」と威勢のよい音を奏でながら減速します。やや硬質さを覚える足回りで、ボディーの剛体感と相まって「これは戦車か何かか」と思うほど。

 この時、別グレードのGクラスにも試乗したのですが、程度の差はあれど硬派なことには変わりなく。Gクラスは運転を楽しむオフローダーという印象を受けました。

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