左ハンドルは慣れてしまえばどうということはない
カマロは左ハンドルのみの設定。「右ハンドルを作ってよ」と思いますが、工場見学に行くと、右ハンドルと左ハンドルの混合生産はかなり大変なことがわかります。まして、スポーツカーはそれほど数が出るクルマではありませんので、GMとしてはグローバルで見て作らない判断になったのでしょう。
ステアリングホイールにはカマロのロゴ。パドルシフトスイッチが設けられ、マニュアル変速が可能です。ステアリングリモコンに目を向けると、最近のクルマとしてはボタンが少ないことに気づきます。特に左手側のクルーズコントールボタンは、単なる速度調整のみ! 車間設定もなければ、ハンドル支援のオンオフもありません。そう、このカマロには車線監視アダプティブクルーズがないのです。
一方、ステアリングにヒーターボタンがあるのは◎。ステアリング左手下側のFAV±ボタンは、ラジオの時は選曲、音楽再生時にはトラック送りに割り当てられていました。
メーターは中央にインフォメーションディスプレイを、左右に指針式メーターを配置。水温は摂氏なのに、油温は華氏で表示されています。華氏を摂氏に換算するには度=([℉]-32)÷1.8ですから、写真の場合(215℉)は101度になります。
センターコンソールにはシフトレバーのほか、パーキングブレーキと走行モードセレクター、そしてTCSオフのボタンを配置。エアコンの温度調整は、送風口の外周(銀色リング)を回して行ないます。これは使い勝手がイイなと感じるでしょう。また、シートはヒーターのほかベンチレーション(送風)にも対応しています。
アームレストを開けると、USB Type-Aソケット2つと、3.5㎜ステレオフォーンジャック、そしてSDカードスロットが見えます。見づらい位置にあるため、方向性のあるUSB Type-Aはちょっと使いづらい印象を受けました。
アクセルペダルはオルガンタイプ。足元はかなり広く、また自然なペダルレイアウトで違和感はありません。
8インチのディスプレイは光沢があり綺麗だが
ゆえに太陽光の角度次第で見づらさも
センターディスプレイは8インチのタッチパネルタイプ。デザイン的にもシンプルなうえに、近くに音量調整のボタンがあるなど使いやすくなっています。なのですが、ディスプレイが垂直に取り付けられ、さらに光沢液晶であるため、見づらいうえに太陽の光加減によっては反射で見づらい時が……。
ナビは起動がとても遅いのが気になるところ。しかし、起動すれば普通に使えますし、特段問題を感じることはありませんでした。
Apple CarPlayはワイヤレス非対応。ちょっと気になったのは、ショートカットアイコンが左側にあること。普通、右側じゃないかな? と思ったのですが、きっと運転席に近い方にショートカットを置くのが仕様なのでしょう。また、車両側に戻る時のアイコンがなく、ディスプレイ外にあるホームボタンを押すという仕様である点も気になりました。
逆に違和感なく使えたのがAndroid AUTO。終了アイコンもちゃんとありますし、画面表示も普通。動作面で気になるところはありませんでした。
カーオーディオはBOSEが手掛けています。さっそく再生してみると低域ドバドバで「いくらBOSEが低域が出る傾向とはいえ、さすがにコレはオカシイ」とイコライザー画面を開いたところ、低域がMAXという驚きの仕様。
筆者はオーディオ好きなので、イコライザーを一旦フラットに。それでも低域は多めの印象なので、上の写真のようなセッティングへと変更。これでBOSEらしい中低域がたっぷりのサウンドになりました。
室内イルミネーションは青で控えめながらもシッカリと主張するもの。ライトアップはこのくらいがちょうどよいと感じます。
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