このページの本文へ

あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第336回

走りのミニバン! Honda「FREED Hybrid Modulo X」はお茶の間のような快適さが魅力!

2023年06月03日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

専用シート装備のインテリア
黒を基調としたデザインで高級感も

 一方でメーターパネルの前に小物入れを置いたり、メーターパネルのレイアウトそのものがN-BOXに似ているところから、「軽自動車ユーザーが少し大きなミニバンに乗り換えたい」というときに、すんなり受け入れられるようにしているのかなと。こういうのって、案外重要。UIがコロコロと変わると不安になってしまいます。とはいえ、目新しさも重要だったりするわけで、これは難しいところです。

 Modulo Xではインテリアは専用シートを採用。黒を基調としたコンビシートで質感は十分。インテリアも黒基調で実にシャープ。専用本革巻きステアリングホイール(ディンプルレザー&スムースレザー)は手にしっとりとなじみます。専用フロアカーペットにはModulo Xのアルミ製エンブレムがおごられ、これまたオーナー心をくすぐります。価格は6人乗りで325万6000円、7人乗りで327万800円。FREEDのHYBRID Gグレードと比べてざっくり60万円アップです。

FREEDのハイブリッドの燃費は20km/L
ホンダアクセスおなじみの実効空力パーツも装備

 Modulo XのパワーユニットはノーマルのFREEDと同じで、ガソリンエンジンとハイブリッドの2種類を用意。NISMOのロードカーのような、特別なモードが用意されているわけではありません。今回お借りしたのはハイブリッドです。なお、ハイブリッドは、e:HEVではなく1世代前のもの。とはいえ、燃費はリッターあたり20㎞(WLTCモード)を超えてるようです。

 エアロと足回りに注力するのがModulo流。あちらこちらに、見るからに効きそうな“実効空力デバイス”がおごられています。ほかにも専用のLEDフォグライトと専用フロントビームライトでスポーティー度がアップ。2022年の仕様変更ではボディカラーの変更がなされ、今回の試乗車はその時に登場した新色となります。この青、とてもイイです!

 専用15インチホイールの隙間からは白いダンパーがチラッ。これが実にオシャンで、所有欲をくすぐります。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ