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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第298回

ステップワゴンの最上位モデルを一般道と高速、峠道で乗り心地チェック!

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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雨だけど一般道と峠道で試乗
サイズからは想像できない取り回しのしやすさ

運転席に座る唯さん

 今回は都内での走行から高速道路、そして「峠最強伝説」という3つのステージでステップワゴン スパーダ プレミアムラインの試乗となりました。

 まずは一般道。「クルマとしての扱いやすさを感じますね。見晴らしがいいですし、一見大きいクルマに見えるんですけれど、実はとても取り回しがよい。車幅も気になりませんね」というように、実によくできているとの評。「低速から適度にパワーがありますね。エコモードよりノーマルモードの方が楽しいですけれど、エコモードにしても、それほど踏まなくてもいいかもしれません。Bモードにすると、ワンペダル動作っぽい運転間隔になりますし、モーター用のバッテリーのチャージも早いようです。ですから街乗りではBにした方がいいかもしれませんね」と、さっそく色々と使いこなしています。

豪雨の中、ステップワゴンで峠最強伝説

 2列目では「まず静かですね。それに乗り心地がとてもいいと思います」と、ラグジュアリーな空間にウットリ。乗り心地に関して、人によっては「もう少し柔らかい方が」という声も聞こえそうですが、このくらいがHondaらしいと思った次第。むしろ柔らかすぎて振動の収束が遅いよりは、全然良いと思います。この素晴らしい空間、夢見心地の乗り心地に、朝が早かったこともあり、唯さんのまぶたが次第に……。

高速道路を走行している様子

かなりの雨の中でも運転支援はきちんと働いていた

 続いて高速道路。取材した日は大雨だったのですが「運転支援がとてもいいですね。こういう時、本当に助かります」とニッコリ。一昔前の運転支援は、雨だと動作できませんでしたから、技術の進歩を感じます。「高速道路の追い越しとかでパワー不足を感じることはないですね。ぐんぐん進みます。踏めば相応にエンジン音の高鳴りを感じますが、普通に走っている分には気にならないんじゃないかな」とのこと。

 「あと、BモードではなくてDモードで走った方がいいですね」とも。後部座席では「本当に新幹線のグリーン車みたいですね」と満足げ。一方、「もう少し静粛性が高いといいですね」とやや不満のようです。というのも、速度を上げていくと、走行音が結構室内でも耳につくようになってくるから。たとえばプレミアムラインだけ、遮音性の高い貼り合わせガラスにするとかしてほしかったですね。

峠道を走るステップワゴン

パワーユニットは2リットル直列4気筒とモーターの組み合わせ

パワーユニットはかなりコンパクトにまとまっている

 お楽しみは峠道。ミニバンで峠とか楽しくないのでは? と思われそうですが、そこはHonda。ちゃんと楽しく走れちゃうのです! ミニバンで峠というと、クルマがゆっさゆっさ揺れて大変と思いきや、1本の芯が入った足なのでキッチリとしているところがさすが。Hondaはどんなクルマでも、走りを忘れない。それがHondaスピリットなのです。

 ボディー幅も今どきのスポーツカーと比べると狭いので、ストレスを覚えないのも◎。上り坂ではエンジンが結構うなるのは仕方ないと思いつつも、それでも他社ミニバンよりは静か。なによりパワーが足りなくて「登らない!」ということが“ほぼ”なかったのが好印象です(まったくなかった、とはいいません)。

燃費は13.5km/Lを記録

 最後に燃費です。ガソリンはレギュラー対応ですので、レギュラーを入れて、ほとんど高速道路で往復400km+峠最強伝説した結果、リッター13.5kmをマーク。トヨタのノア・ヴォクシーのリッター約20キロに比べるとションボリな結果に終わったものの、峠最強伝説をしなければ、もう少し伸びたかもしれなかったと反省。ただ、それでも他社ミニバンとほぼ同等といったところ。

【まとめ】4~6人が快適に移動できる楽しいクルマ

運転席に座る唯さん

 普段は“贅沢な”4人乗りとして使い、いざという時は6人が快適に移動できる。これがステップワゴン スパーダ プレミアムラインのよいところ。快適だけでなく、走りが楽しめるというところにも注目です。

 筆者は正直に申し上げてミニバンが好きではありませんでした。ですがこのクルマに触れて「ミニバンいいかも」と感じました。ステップワゴン スパーダ プレミアムラインは「本当に大切な人が快適に過ごしてもらえる、運転していても楽しい稀なるクルマ」であると言いたいと思います。

■関連サイト

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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