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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第195回

ポルシェ「911 Targa 4」はカッコよさと乗りやすさ、伝統と歴史を両立させている

2022年01月30日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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ポルシェ/911 タルガ 4(1760万円)

 先日行われた東京オートサロンで話題沸騰! サンケイスポーツと夕刊フジで大きく取り上げられるなど、今や話題沸騰のファッションモデル・新 唯(あらた・ゆい)さん。そんな彼女は大のクルマ好きで、ATは運転していると退屈で眠くなるという筋金入りのMT派。以前「どうしてクルマが好きになったの?」と尋ねたところ、街で見かけた1台のポルシェ 911に興味を持ったからだとか。そこで今回は最新のポルシェ 911に乗ってもらおう、ということになりました。

「ポルシェ 911に乗ってみたかったんです」と新 唯さん。ASCII.jpがその夢を叶えましょう!

 彼女がポルシェを意識し始めたのは幼少の頃。お父様が運転するクルマの助手席に座って出かけた時に端を発します。街で見かけた丸みを帯びた1台のクルマ。気になってお父様に尋ねたところ、ポルシェという答えだったのだとか。以来、彼女にとってポルシェは特別な存在に。「いつかは白の911でドライブしたいです」という唯さんの目はまるで恋をした乙女のよう。いまも十分乙女であることに間違いはございません。

ポルシェのラインアップの中、最も売れているというマカン

 ポルシェは現在、フラット6を搭載した伝統の911のほか、SUVのマカンやカイエン、スポーツ ツーリスモのパナメーラ、BEVのタイカン、ケイマンに代表されるミッドシップスポーツの718シリーズがラインアップされています。媒体的にも記事需要的にも日本で最も売れているSUVのマカンに乗ってもらいたいところなのですが、我々は唯さんがAT車を運転中に居眠りして事故を起こされては大変です。事故防止の観点からMTが用意されている、718ケイマンのホットモデルGTS 4.0をご用意しようと思いました。実はポルシェの現行ラインアップでMTを用意するのは718の一部モデルのみなのです(最近911にMTモデルのGTSが加わりました)。

「絶対に911です!」と頑なに主張する唯さん

 ですが「ATでも911がいいです。ポルシェの見た目も好きですが、伝統のフラット6に乗ってみたいんです。大丈夫です! 絶対飽きて眠たくなりません」というではありませんか。まさか20代前半の女性からフラット6という言葉が聞けるとは思わなかった我々は、ただただ唖然。その心意気や良し! 運転中、ATはツマラナイとか言って絶対に寝ないでね、と念を押して911を手配したのです。

カブリオレとも違うオープンモデル
タルガトップの911

ポルシェ 911 タルガ 4

 今回ご用意したのは911 タルガ 4。唯さんの夢である白い911ではなく、目にも鮮やかなパイソングリーン(45万2000円)の1台です。でもなぜタルガ? それは唯さんがオープンカー好きであることと、名前の由来である天井ルーフのみが開閉するタルガトップは、ポルシェが初めて世に送り出した方式だから。

天井のみが開くタルガトップ

 タルガトップが誕生したのは1960年代、初代911が誕生してまもなくのことです。ポルシェは当初から911のオープンモデルを市場導入すべく計画していましたが、当時北米ではオープンカーの横転時の乗員の危険性について議論が巻き起こっていたことから、単なる屋根をなくしたモデルの販売は見送られることに。そこでロールバーを装備し、屋根のみを取り外す機構を開発し1967年から発売開始しました。タルガの由来は、発売前年にイタリアシチリア島で行われた国際的なスポーツカーレースとしては最も歴史が古い公道自動車レースであったタルガ・フローリオが由来とされています。911のタルガトップは、ある意味「最もポルシェ濃度の高いポルシェ」「通好みの1台」といえそうです。

ポルシェ/911 タルガ 4

 911を目の前に、タルガトップ云々よりも、ただただテンションが上がる唯さん。クルマはイケメンが好みで、釣り目のヘッドライトこそ至高と公言している彼女ですが、丸目のポルシェは例外中の例外。この日はほかにも試乗取材するクルマがあったのですが、早くポルシェのシートに座りたくて仕方ない様子。でもいまだお預けです。しきりに「今日のポルシェは、派手な緑というので、私も負けないようにピンクのセーターなんですよ」「ちょっとレースクイーンっぽく、ブーツにしてみました」と、謎のアピールをする唯さん。何を着てもお似合いですから、ちょっとお待ちください。

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