先日行われた東京オートサロンで話題沸騰! サンケイスポーツと夕刊フジで大きく取り上げられるなど、今や話題沸騰のファッションモデル・新 唯(あらた・ゆい)さん。そんな彼女は大のクルマ好きで、ATは運転していると退屈で眠くなるという筋金入りのMT派。以前「どうしてクルマが好きになったの?」と尋ねたところ、街で見かけた1台のポルシェ 911に興味を持ったからだとか。そこで今回は最新のポルシェ 911に乗ってもらおう、ということになりました。
彼女がポルシェを意識し始めたのは幼少の頃。お父様が運転するクルマの助手席に座って出かけた時に端を発します。街で見かけた丸みを帯びた1台のクルマ。気になってお父様に尋ねたところ、ポルシェという答えだったのだとか。以来、彼女にとってポルシェは特別な存在に。「いつかは白の911でドライブしたいです」という唯さんの目はまるで恋をした乙女のよう。いまも十分乙女であることに間違いはございません。
ポルシェは現在、フラット6を搭載した伝統の911のほか、SUVのマカンやカイエン、スポーツ ツーリスモのパナメーラ、BEVのタイカン、ケイマンに代表されるミッドシップスポーツの718シリーズがラインアップされています。媒体的にも記事需要的にも日本で最も売れているSUVのマカンに乗ってもらいたいところなのですが、我々は唯さんがAT車を運転中に居眠りして事故を起こされては大変です。事故防止の観点からMTが用意されている、718ケイマンのホットモデルGTS 4.0をご用意しようと思いました。実はポルシェの現行ラインアップでMTを用意するのは718の一部モデルのみなのです(最近911にMTモデルのGTSが加わりました)。
ですが「ATでも911がいいです。ポルシェの見た目も好きですが、伝統のフラット6に乗ってみたいんです。大丈夫です! 絶対飽きて眠たくなりません」というではありませんか。まさか20代前半の女性からフラット6という言葉が聞けるとは思わなかった我々は、ただただ唖然。その心意気や良し! 運転中、ATはツマラナイとか言って絶対に寝ないでね、と念を押して911を手配したのです。
カブリオレとも違うオープンモデル
タルガトップの911
今回ご用意したのは911 タルガ 4。唯さんの夢である白い911ではなく、目にも鮮やかなパイソングリーン(45万2000円)の1台です。でもなぜタルガ? それは唯さんがオープンカー好きであることと、名前の由来である天井ルーフのみが開閉するタルガトップは、ポルシェが初めて世に送り出した方式だから。
タルガトップが誕生したのは1960年代、初代911が誕生してまもなくのことです。ポルシェは当初から911のオープンモデルを市場導入すべく計画していましたが、当時北米ではオープンカーの横転時の乗員の危険性について議論が巻き起こっていたことから、単なる屋根をなくしたモデルの販売は見送られることに。そこでロールバーを装備し、屋根のみを取り外す機構を開発し1967年から発売開始しました。タルガの由来は、発売前年にイタリアシチリア島で行われた国際的なスポーツカーレースとしては最も歴史が古い公道自動車レースであったタルガ・フローリオが由来とされています。911のタルガトップは、ある意味「最もポルシェ濃度の高いポルシェ」「通好みの1台」といえそうです。
911を目の前に、タルガトップ云々よりも、ただただテンションが上がる唯さん。クルマはイケメンが好みで、釣り目のヘッドライトこそ至高と公言している彼女ですが、丸目のポルシェは例外中の例外。この日はほかにも試乗取材するクルマがあったのですが、早くポルシェのシートに座りたくて仕方ない様子。でもいまだお預けです。しきりに「今日のポルシェは、派手な緑というので、私も負けないようにピンクのセーターなんですよ」「ちょっとレースクイーンっぽく、ブーツにしてみました」と、謎のアピールをする唯さん。何を着てもお似合いですから、ちょっとお待ちください。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第682回
自動車
航続320kmでフル装備! BYDの軽EV「RACCO」は日本の軽自動車の“聖域”をどう切り崩すか - 第681回
自動車
Jeep「コマンダー」はガラガラ音も愛おしい。純ディーゼル搭載の7人乗りSUVが教えてくれる心のゆとり - 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解 - 第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 - 第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 - 第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力 - 第674回
自動車
軽自動車なのにフラッグシップ級の充実度! 三菱・新型デリカミニの最新コネクテッド機能を徹底検証 - 第673回
自動車
【予算30万円台】車中泊もこなす神コスパ! 日産「ウイングロード」の中古を推したい3つの理由







