街乗りで大人しく
踏めば走りは圧倒的に違う!
「全然違う! 乗り心地は絶対にコッチがイイ」というのが唯さんの第一声。確かに硬いのですが、コンペティツォーネで感じた「ガチガチ」「ポンポン跳ねる」という感覚はかなり抑えられています。これなら街乗りでもできそう。「あと、さっきはエンジンの回転数が低い時から凄い音がしていましたけれど、こっちはそうでもないですね。だから街乗りでも気兼ねなく乗れそうですね」と唯さん。森田さんイチ推しのHKSのマフラーの音も、高回転で官能的な響き。「凄い! この音イイ!」と大絶賛です。「レコードモンツァマフラーも凄い音でしたけれど、あちらが低音に重きをおいているのに対して、HKSは上に抜ける音がしますね」とのこと。
なによりMT車ということで「やっぱりコッチですよ!」と、エンジンをブン回しはじめる唯さん。「確かにパワーとレスポンスが段違いです。普段乗りでここまで必要なのかというと疑問ですけれど、レスポンスの良さは絶対にこっちですよね。とにかく楽しい!」というわけで、眠そうだった目はパッチリ開いて、ブンブンパーティー。
スタンダード仕様、そしてコンペティツォーネの両方を乗っていながら「何をもってアバルトらしい」と表現するのは正直難しいのですが、「アバルト=楽しい」とするのなら、A PITオートバックス東雲チューンのアバルト 595は、ちゃんとアバルトらしさを残した1台と断言できます。「日常的な使い勝手の中に、気持ちよさをプラス。それでいてサーキットで速いってイイですね」とブンブンパーティー開催中の唯さんはニコニコしながら語ります。「不満や物足りなさは全然ありませんね。イイじゃないですか!」と唯さん大絶賛。その笑顔に嘘偽りナシでした。ただ「ステアリングボスを入れている都合、ウインカー等の操作がやりづらかったですね。不満はその程度ですよホント」とのこと。
そんなA PITオートバックス東雲チューンのアバルト 595。A PITオートバックス東雲以外でも、この仕様にすることは可能なのでしょうか。カーライフアドバイザーの森田さんは「基本的にウチのみです。ですが、近くのオートバックスでご相談いただければと思います。できること、できないことがありますので」とのこと。興味がある方は、ぜひオートバックスに尋ねてみてはいかがでしょう。
最後に「あと、これはいまだ商品化していないのですが」と給油口を開けると……青いビスが目に飛び込んできました。青が好きな唯さんは「なにこれ、カワイイ!」と興味津々。「アバルトの給油口まわりのネジはさびやすいですよ。チタンボルトを作ってみました」なのだとか。まだ値段は決まっていないそうですが、販売する予定があるみたいです。
このA PIT オートバックス東雲のアバルト 595デモカーは、2022年1月14~16日まで幕張メッセで開催予定の東京オートサロン2022のオートバックスブースで展示される予定です。ホットハッチ好きの方は是非チェックしてみてはいかがでしょう? ホント、このクルマ楽しいですよ!
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第630回
自動車
超低燃費のディーゼルか、静粛性とAC電源のPHEVか。マツダ「CX-60」で1200km走って見えた選び方の正解 -
第629回
自動車
快眠必至! ニアジョイも驚いたメルセデスVクラスが最高峰の「極上おもてなし空間」と言える3つの理由 -
第628回
自動車
「こ、こいつ…動くぞ!」限定300台の「シャア専用オーリスII」の作り込みがオタク心をえぐりすぎる件 -
第627回
自動車
テスラ「モデルY」vs VW「ID.4」 EV王者に挑む伝統のドイツ車、選ぶべきはどっち? -
第626回
自動車
あのジムニーがファミリーカーに!? 「ジムニーノマド」に乗って実感した3つの良いところ -
第625回
自動車
【燃費テスト】マツダ「CX-60」ディーゼルで東京~大分1200km無給油チャレンジ! 結果は意外な結末に -
第624回
自動車
俺たちはこういうホンダを待っていた! 軽EVベースの痛快ホットハッチ「Super-ONE」が楽しすぎた -
第623回
自動車
商用バンが激変! 予算15万円から始める「プロボックス」のアウトドア仕様カスタム -
第622回
自動車
1000km走破で実証! メルセデス「E220d」のディーゼルは“圧倒的な疲労感のなさ”と“超低燃費”だった -
第621回
自動車
予算700万円台からの輸入セダン選び。BMW「3シリーズ」がメルセデス「Cクラス」より“運転が楽しい”理由 -
第620回
自動車
普段使いのエブリイか、積載特化のハイゼットか? 人気軽バン2台を乗り比べてわかった決定的な違い - この連載の一覧へ


















