車内の広さより走りを優先させたが
十分実用的で快適な車内空間
ここまでは、よくある車内のシートアレンジですが……。
ボディーラインを台形にすることにより、車内が狭くなって荷物があまり詰め込めないのでは? と思っていましたが、取り越し苦労でした。
シートは骨盤をしっかり支えてくれます。運転していて気付いたのですが、シートが固くもなく柔らかくもなく、調度良い塩梅なので太ももにフィットし座り心地がGoodでした。
運転席&助手席のスペースはかなり広いです。座席を後ろまで下げると足をピーンと伸ばせます(私の足が短いだけかもしれませんが)。頭上は拳3個くらいのスペースがあります。
後席はの足元は、助手席をシートレールの真ん中の位置まで持ってきて、少し伸ばせるくらいの余裕があります。背の高い男性だと窮屈に感じるかもしれません。頭上は拳1.5個くらいのスペースがあります。
それでは続きまして、試乗編。項目ごとにチェックしていきま~す。
買い物やお出かけのおともに最適な走行性能
「N-ONE original」
サイズが小さいので狭い道もスイスイ行けるし、小回りが効くのでスーパーの駐車場での切り返しもラクラクです。ハンドルは少し重めで、一般道を曲がる時は気になりませんでしたが、駐車するときに何度も切り返すと「もう少し軽くても良いのかな?」と感じました。
アクセルを踏むと徐々にスピードが上がる、ブレーキを踏むとゆっくりと止まってくれると、挙動が緩やかで運転しやすいクルマです。
続きまして、車内の静かさについてです。試乗会で走ったコースの路面状況も関係していると思いますが、車内の音が少し気になりました。ざらついた路面を走ったせいもあり、ゴーというロードノイズがちょっと大きいです……。また、少し突き上げ感も気になりました。他社の軽自動車との比較になってしまいますが、SUZUKI「ハスラー」の方が静かで乗り心地は良かったと感じました。あくまで個人的な意見ですが、購入の際は参考にしてみてください。ただ、先代のN-ONEに比べると、車内の静粛性や居住性はかなり改善されているとのことでした。
走るのが楽しくなるスムースさ!
「N-ONE RS」
走りだし&加速がめちゃくちゃスムーズで、走るのが楽しい! ブォーンっと音をたてて加速していくのが面白くて、ついついアクセルを踏んでしまいます(法廷速度は守りましょう)。6速MTに試乗したのですが、シフトレバーの握りやすさといったら! 個人的な感想になりますが、originalよりもRSの方がハンドルが軽いように感じました。
小回りが効くし、ゴーカートのような軽快な走りが◎です。カーブは、左右に揺れず地面に吸い付くように曲がってくれるので、車内の横揺れも少なく怖くはありません。他社になりますが、SUZUKI「スイフトスポーツ」に乗り味が似ていると思いました。どちらも本格的な走りを楽しめますが、N-ONEの方がスイフトスポーツよりもピーキーではないので、初めてMTに乗るという方にオススメできます。
【まとめ】実用的な「original」
走りも楽しめる「RS」
「N-ONE original」は、運転が苦手な人&日常使いで乗る人にピッタリ。充分な収納、可愛くてお洒落なデザイン、安全性などのバランスが優れていて、使いやすくて乗りやすいモデルです。ただ、後席のスペースが少し狭めなので、4人家族だと若干窮屈に感じるかも。これ1台で、遠くへお出かけしたり日常使いもしたいとなると物足りないかもしれません。
「N-ONE RS」は、走りを楽しみたい人にオススメです。本格的な走りができるのに、収納などの日常使いも◎です。「走りに優れる=ある程度の使い勝手は諦める」というのが嫌な人は、ぜひ試乗してみてください。きっと気に入ることでしょう。
「N-ONE」試乗記はYouTube「矢田部明子のガレージライフ」でも公開していますので、よろしければご覧ください。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第642回
自動車
≒JOYも大絶賛の可愛さ! 見た目はレトロ、中身は最新EV「ID. Buzz」がミニバンの常識を変える - 第641回
自動車
「ランクル250&レクサスGX」徹底比較! ディーゼルの無骨さ vs V6ツインターボの洗練! - 第640回
自動車
国内EV市場の1/3を占める大ヒット作! 日産「サクラ」がマイナーチェンジで使い勝手を劇的向上 - 第639回
自動車
「日本でも売って!」マツダの海外専売SUV&EVを試乗して見えた、仕向地ごとの見事な味付け - 第638回
自動車
トヨタ「ヤリスHV」で熊本〜東京1200km走破! リッター33km超えの驚異的燃費と引き換えに失ったもの - 第637回
自動車
【働くクルマ】昔よく見た「宮型霊柩車」の知られざる架装費用と奥深い秘密を徹底解剖 - 第636回
自動車
後席も荷室も我慢しない! FIAT500の魂を受け継ぐ5ドアSUV「600(セイチェント)」がめちゃ優秀 - 第635回
自動車
カタログ値超えの実燃費! ゴルフ ヴァリアントで1000km走破に挑んでわかったディーゼルの強み - 第634回
自動車
2060万円払って「不便」を買う!? ポルシェ「911 カレラT」が世界一ぜいたくな理由 - 第633回
自動車
新車の値上げに疲れたらコレ! 予算30万円台で買える三菱「トッポ」がコスパ最強すぎる件










