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新車を買った情報2020 第71回

マツダ ロードスターRFのタイヤ交換にハイコーキの新作インパクトドライバーはどうなのかという話

2020年12月14日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■新設定のボルトモードはオートストップ付き

 まず機体側のモード設定からホイールナットに向いたものを探していくと「ボルト」モードが良さそうです。これはこの機種から新設されたモードで、連発・単発の2モードが使えます。

 連発モードは立ち上がりが速くナットを緩めるのに向いていますが、単発モードは締め込み中に負荷の増大を検出すると、トリガーを引きっぱなしでもオートストップが効きます。

 これはオーバートルクを防ぎつつ仮締めを済ませられる機能で、逆に緩める方向にはオートストップが効きませんから、ナットの着脱は単発モードに入れておくと手早く済ませられそうです。

 ちなみに単発モードで締まったナットをトルクゲージ付きのハンドルで緩めてみると、だいたい45から65ニュートンメートル程度。この値はあまり当てにはなりませんが、最終的にトルクレンチで調整するには、ちょうどいい感じの締め加減でした。

 繰り返して念を押しますと、本来ホイールナットの緩締はインパクトレンチでやる作業。……のはずが、このインパクトドライバーにはタイヤ交換を誘惑するようなモードがあるから悩ましい。まあ試してみるしかありませんな。

 その結果はまた次回。やはり鬼門はソケットビットでしたが、ちょっとした間違いから若干悲惨なことになってしまいました。それでは。

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