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新車を買った情報2020 第67回

人気のケルヒャー「K MINI」は買いなのか

2020年10月31日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■スノーフォーム噴射には十分なパワー

 まず気になるのはパワー。高圧洗浄機を買ったら、ぜひやってみたいのがスノーフォームの噴射ですが、パワーがないと綺麗な泡になりません。取り急ぎオートブライトダイレクトの「ヘビーデューティスノーフォームランス」で、いつも使っているビルトハンバーの洗剤「オートフォーム」を10倍希釈でぶっ放してみました。

 泡のキメ、滞留時間は、ほぼ同じスペックの「K2クラシック」と大差なし。不満はございません。もうちょっと水圧があるとスノーフォームの滞留時間も長く取れるんですが、それはK2クラシックも同じことです。不満はございません。

■ちょっと惜しい仕様のスプレーガン

 次にノズルを付属のバリオスプレーランスに交換し、スノーフォームで分解した汚れを吹き飛ばしてゆきます。

 ちなみに、この分割式スプレーガンはK MINI専用品ですが、K MINIの吐出圧力に合わせた特殊仕様ではなく、他のケルヒャーのスプレーガンと同様に使えます。

 ただし、必ず延長ランスを介さなければノズルをトリガーガンに接続できません。つまり、こんな風にショートノズル化はできない。

 それはコネクタのサイズを微妙に変えて、入らないように設計されているから。

 左がノズル側、右が延長ランスのコネクタ。基本形状は同じですが、右の延長ランス側は、よーく見ると左右の出っ張りがわずかに短い。

 ガングリップ側にも、通常サイズのコネクタを阻止するリブが左右3本ずつ入っています。当然、何らかの理由があっての措置でしょうが、スプレーガン全体が短いと細部洗浄がやりやすいので、ここは実に惜しいところです。

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