“電子ペーパー”の応用クライアントデバイスと言えば、誰もが思いつくのはアマゾンの「Kindle」に代表される「電子ブックリーダー」だ。先ごろ発売された「Kindle Voyage」はKindleシリーズの中でもベストセラーを続けている評判の商品だ。
コンシューマ商品としての電子ペーパーの実際の顔が電子ブックリーダーなら、エンタープライズ製品向けの電子ペーパーのもう1つの顔は、今やソフトコピー規格の代表選手となったPDFフォーマットを表示する“PDFビューワー”だと言っても過言ではないだろう。
そんなPDFビューワーに特化した商品を、今やいろいろなことで話題のソニーが2013年の12月に販売開始した。その名もズバリ「デジタルペーパー」(DPT-S1)だ。大抵のモノは“いの一番”に購入して大失敗をすることも多い筆者だが、今回は約1年遅れの余裕的衝動買いだった。
6.8mmという薄さがポイント!
筆者は個人顧客としてウェブ通販のソニーストアで購入したが、基本的には法人向け販売商品のようだった。早速、宅急便でデリバリーされてきたDPT-S1のパッケージを開くと一番上に「保証書(業務用)」というのが目に入ってきた。
パッケージ内には、DPT-S1本体と専用のスリーブケース、USBケーブル、ACアダプター、スタイラスペン、替芯(3本)、芯抜き、「デジタルペーパーご使用になる前に」の小冊子の合計8つが入っている。
Kindleに代表される電子ペーパー系のクライアント機器は極めて消費電力が少ないため、大抵の場合は送付されてきた時点でバッテリー残量はそこそこあるのが一般的だ。しかし、ゆっくり落ち着いてテストするために、まずは充電を開始した。
筆者は、モバイルPCをはじめ、Kindleに代表される電子ブックリーダーやタブレット、アナログ系のBoogie Board、スマートフォンなどを数多く使いコレクションして、また毎日のように自宅やアウトドア環境でも活用している。
それらのいずれとも多少違ったDPT-S1の外観上の特徴は、その画面サイズの大きさだ。外形寸法は約233×310mm。これは一般的に家庭やオフィス環境でよく使われているA4サイズのコピー紙の210×298mmより一回り大きい。そして表示面積はA4サイズよりほんの少しだけ小さい。
また筆者が発売以来多数コレクションしているすべてのBoogie Boardよりはるかに大きく、最近筆者が愛用しているすべてのタブレットやChromebookよりも大きなサイズだ。
しかし、DPT-S1の厚さはなんとたったの6.8mmしかなく、その重量もたったの358g。筆者の所有しているすべてのICTクライアントの中で、もっとも大きく、もっとも薄く、そしてスマホ(iPhone 6 PlusとGALAXY Note Edge)を除けば、もっとも軽い商品なのだ。
(次ページに続く、「140kg相当の情報が358gの端末に!」)
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