これといった製品名もなく登場したのに売り切れ状態
サンワサプライの超々小型マウスを衝動買い
実用度はひとまず置いておいて、筆者は超小さなモノや楽しいギミックを搭載したガジェットに惹かれることが多々ある。そんなアイテムの1つが今回ご紹介するサンワサプライが発売したマウス。ガジェットにしては珍しく、チャーミングな“ペットネーム”が無く、素っ気無い型番(400-MAWB216BK)だけだ。
サンワサプライのウェブサイトでは「超小型 マウス Bluetooth ワイヤレス 超薄型0.9cm 静音 充電式 持ち運び 無線 モバイルマウス コンパクト マッチ箱サイズ ブラック 400-MAWB216BK」と超長い、検索を狙ったtemuのような長い商品名がつけられている。仕方ないので、ここでは「超小型マウス」と呼ぶ。価格も3980円となかなかリーズナブルだが、今はどこも売り切れの状況で次回入荷は5月下旬らしい。
小さな四角い外観のマウスなので、筆者のお気に入りの四角い腕時計とサイズ比較したので見ていただきたい。1つ目は先日、私のBULOVA ACCUTRONと交換したアスキー遠藤さんご自慢の電卓機能を搭載した少し大きめのHP-01、そしてもう一つは長年筆者が愛用中のRADO MANHATTANだ。いずれも1960~70年代のおじいちゃん腕時計だ。最後はリバイバルモデルのごく標準サイズのTIMEX社の暗闇で光るグローインザダークだ。
カバー無しの状態ではなんと15gしかない!
一般的なマウスの85%減
ご存じのとおり、パソコンの画面表示がテキストオンリーの時代から、グラフィックベースに変化して画面上のある任意の点(ピクセル)を指して知らせるために考えられたのがポインティングデバイスのマウスだ。スマホの画面を指先で指したりペンで指すのと目的は同じ。初登場時はデスクトップPC専用だった。
時代は変わって、パソコンの90%近くがノートパソコン(モバイルPC)が占めるようになった。そしてすべてのモバイルPCには画面の任意の位置を確実に指すポインティングデバイスとしてトラックポイントやタッチパッドが装備されるようになった。しかし依然として慣れの問題なのか、マウスを組み合わせて使っているユーザーはたくさんいる。
人間工学的に手のひらにマッチするように考えられたそこそこのサイズの有線マウスは、当初はケーブルを含めると150g近くで登場した。モバイルPCと一緒に持ち運びたいユーザーが増えてきたからか、無線化、軽量化、縮小化と進んで、現在に至っている。
USB有線マウスの登場前後のマイクロソフト製有線マウス(ケーブル重量を除く)は実測で100g前後。今回ご紹介する超小型マウスはシリコンカバー無しなら、たったの15gとなんと85%のダイエットに成功している。
超小型マウスの外形サイズは約4.3×3.6×0.88cm。シリコンカバーありの場合でも約4.6×5.2×0.88cm。そして本体重量は約15g(シリコンカバー無し)、約24g(シリコンカバーあり)と超軽量だ。ちなみに筆者も大好きなチプカシの超々軽量腕時計のF-91Wの重さは20gだ。
超小型マウス本体以外の同梱物は、サイズ拡張のためのシリコンカバーと2.4GHzレシーバー、充電用ケーブルの3点だ。取説などはウェブからダウンロードする方式になっている。

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