プリンストンのデジギア道 第10回

ドリキャスが！　メガドラが！　フルHD画質で遊べちゃう!!

「デジ像HD-BOX版」でタブレットから超懐かしのゲーム機まで接続

接続機器を手軽に抜き挿しできるフロントポート

　まずはデジ像HD-BOX版の特徴のひとつでもあるフロント面のHDMI端子を利用してみる。ここでは、タブレット端末の映像を液晶ディスプレーに表示してみよう。本製品の背面にある「HDMI-OUT」端子から液晶ディスプレーに接続。いずれもフルサイズの端子で、一般的なHDMIケーブルでオーケーだ。

HDMI出力端子を装備。ディスプレーとはHDMIケーブルで接続する

　液晶ディスプレーとの接続が完了したら、つぎにフロント面の「HDMI-IN」にタブレット端末を接続。あとは、本体の入力切替ボタンか、リモコンのHDMIボタンで、出力をフロント面の「HDMI-IN」に切り替えればよい。

タブレット端末のHDMI出力端子にケーブルをセットして、本製品のフロント面にあるHDMI-INへ接続

　液晶ディスプレーに、タブレット端末を接続すると、まずは全画面で表示される。タブレット端末の表示解像度は1280×800ドットで、本来なら上下に黒い枠が表示されるが、デジ像HD-BOX版を経由することで1080p出力に変換され、全画面表示される。表示される映像は高解像度化されており、拡大表示されてはいるが、ギザギザ感の少ない高精細な映像だ。ちなみに、操作時、タブレット側と液晶ディスプレー側にタイムラグなどはない。きっちり連動して動き、操作に違和感は感じなかった。

私物のタブレット端末、NECの「LifeTouch L」を本製品に接続。ディスプレーにタブレットの画面が映し出される

　なお、本製品では、HDMI経由であれば、著作権保護がかけられているコンテンツの再生も問題なくできる。タブレットで購入した映画なども、大画面で存分に楽しめる。また、USBを流用した伝送方式「モバイル・ハイディフィニション・リンク」（MHL）にも対応。スマートフォンに保存した映像なども、手軽に視聴可能だ。