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日本のインフラ提供事業者として初めての採用

IDCフロンティア、RightScale経由で「NOAH」を世界展開

2011年11月11日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 11月10日、ヤフージャパンとYahoo! Japanグループのデータセンター事業者IDCフロンティアは、米ライトスケールのマルチクラウド管理サービス「RightScale Cloud Management Platform(以下、RightScale)」との連携を発表した。

RightScale Cloud Management Platform

 RightScaleはAmazon EC2をはじめとした複数のクラウドを統合的に管理するサービスで、グローバルでクラウドインフラを調達できるという特徴を持つ。今回、米ライトスケールは事業戦略上の重要地域であるアジア各国でのサービス展開のため、Yahoo! JAPANとIDCフロンティアをパートナーとして選び、共同開発や共同マーケティング/販売にかかわる業務提携契約を締結した。IDCフロンティアは2012年からRightScaleを経由することで、同社のIaaS「NOAH」を全世界に展開する。

 今後はRightScaleの特徴であるサーバーテンプレートの開発を進め、仮想マシンの構成を標準化することで、サービスプロバイダーやエンタープライズなどの声に応えていくという。また、2011年6月に米ライトスケールが発表したプライベートクラウド向けソリューション「myCloud」に関しても積極的に対応していくとのこと。

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