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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第10回

ソロデビュー20周年記念・平沢進ロングインタビュー【前編】

「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた

2009年12月16日 12時00分更新

文● 四本淑三

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「この数」をおいしがっている自分がいる

―― まずTwitterの話から始めましょう。フォローはいくつくらいでしたっけ?(取材をしたのは11月19日)

平沢 1万5千4百なんぼですね。

―― 結構細かく覚えてますね。数は気にしてますか?

平沢 うん。だってすごい数リロードしてますよ。

無関心かと思いきや、平沢さんもフォロー数が増えていくことは気になるという

―― なにか平沢さんらしくないですよ、それ。

平沢 分かっているんです。それはいかんと思いつつ、もう一人、Twitterを介して、この数をおいしがっている自分がいるという。これをネタにすることはできるなと。

―― それがあのややこしいTwitterキャラに。

平沢 嫌なのはね、まず人数が増えてくると不気味に感じるわけですよ。それは気にせずイベントの一環として見てくれる人のために書こうと思っているんですけど、そうもいかない。数が増えると気になってきて、減るとがっかりしたり。するとですね「この数を維持しなきゃ」とか思い始めるんですよ。

―― 一応確認しますが、Twitterをやっているのは仕事ですよね?

平沢 仕事でなきゃ、やらないです。なんで見ず知らずの他人に自分のプライバシーを明かさなければいけないんですか。

―― ではTwitterを今度のイベントに使おうというのは、どなたの発案ですか?

平沢 高橋さんからどうですかと※7。実は私も調べていたんですが、どう考えてもあのロゴは私に合わないですよね。公式サイトにモジュール的に表示できるようにしてもらったので、ならやりますと。

―― 公式サイトの三行logとの棲み分けはどう考えていますか?※8

平沢 三行logはやっているうちに長くなってきたので、初心に帰って極力三行にまとめることを維持していました。でもTwitterを使っていると、三行logのネタが無くなるんですよ。どうしてくれるんだっていう。元来、三行ログはTwitterのように使うものだという定義から始まっているんです。たぶんTwitterの方はイベントが終わったら止めますから。

※7 高橋 かしこ : 書籍「音楽産業廃棄物」(現在はブッキングから復刻)その他の編集で知られるP-MODEL/平沢進関連のブレーン的存在。

※8 HIRASAWA三行log : 2008年春から続いている公式サイト上のミニブログ。過去ログもメニュー上では3件までしか遡れない。

Twitterも巻き込んで展開する「凝集する過去 - 還弦主義8760時間」とは?

 2009年10月1日にスタートした公式サイト上でのイベント。過去の楽曲を弦楽器主体のアレンジでリメイクするので「還弦」という。サイトではカバー楽曲の投票を受け付けており、制作の途上で作成されるスケッチ(アレンジやアイデアを試すためのラフ音源)も逐一公開されている。ネットならではの画期的な試みで、最終的に完成した作品はCDの形でリリースされる予定。
 http://8760.susumuhirasawa.com/

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