![]() |
---|
カルデラ(株)は、『OpenLinux 3.1.1』を1月28日より日本国内で販売することを発表した。販売はカルデラ(株)の販売パートナーと富士通メーカーを通じて行なう。
『OpenLinux 3.1.1』は、セキュリティホールになる可能性の調査、対策や基本モジュールの動作確認を行なうことで信頼性を高めたディストリビューション。また、新たにLinux Standard Base(LSB) 1.0やLi18nuxといった規格に準拠した。製品はWorkstationとServerの2種類が発売され、両製品とも『Volution Online』によるセキュリティアップデートサービスがバンドルされているほか、日本向けのパッケージとして、リコーフォントをはじめとする商用アプリケーションがバンドルされる。
『OpenLinux Workstation 3.1.1』は、主に開発者向けに提供されるディストリビューションで、『Kylix 2 Open Editon』や『Jbuilder 5 Personal』、『Forte for Java 3.0 Community Edition』といった開発ツールがバンドルされる。そのほかの主な商用ソフトウェアは以下のとおり。
- Wnn6 Ver.3
- VMware Workstation 3.0体験版
『OpenLinux Server 3.0』は、バックアップツール『NetVault 6.5 Caldera Editon』やUPSドライバなどの商用ソフトウェアがバンドルされるほか、グループウェア『iOffice Ver.3』体験版などもバンドルされている。
両製品に共通する主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.4.13
- glibc 2.2.4
- XFree86 4.1.0
両製品の希望小売価格とサポート内容は以下のとおり。
- 『OpenLinux Workstation 3.1.1』
- 希望小売価格……1万4800円
- サポート内容……メールによるインストールサポート(60日)、『Volution Online』によるメンテナンスサポート(60日)
- 『OpenLinux Server 3.1.1』
- 希望小売価格……3万4800円
- サポート内容……メールによるインストールサポート(60日)、『Volution Online』によるメンテナンスサポート(6カ月)
