カルデラ(株)は、米Caldera Internationalのサーバ管理システム『Volution Manager 1.1』を3月25日より発売し、同時にLinuxシステム管理サービス『Volution Online』を日本国内で提供開始すると発表した。
『Volution Manager 1.1』
『Volution Manager 1.1』は、Linux、Open UNIXなどのシステムを遠隔管理するソフトウェア。ハード/ソフトの監視/管理のほかに、ソフトウェアの更新機能などを持つ。1.1で新たに加えられたおもな新機能は以下のとおり。
- インストールを高速に行なうオプションと設定が自由なオプションを選択可能になった
- 『Compaq Insight マネージャ』との連携が可能になった
- 『Volution Online』との連動が可能になった
対応しているプラットフォームは以下のとおり。
- 管理サーバ
- Caldera Open Linux Server 3.1.1
- 管理対象システム
- Caldera OpenServer 5.0.4/5.0.5/5.0.6/5.0.6a
- Caldera UnixWare 7.1.1
- Caldera OpenUNIX 8/LKP
- Caldera OpenLinux Server 2.3/2.3J/3.1/3.1.1/eServer 2.3.1
- Caldera OpenLinux Workstation 3.1/eDesktop 2.4
- Red Hat Linux 6.1/6.2/7.0/7.1/7.2
- Mandrake Linux 7.0/7.1/7.2/8.0/8.1
- SuSE Linux 6.4/7.0/7.1/7.2/7.3
- Turbolinux Server 6.0/6.1/6.5
- Turbolinux Workstation 6.0/6.5
- Redflag Linux 2.0/3.0
- LASER5 Linux Workstation 6.4
- Connectiva Linux 6.0
『Volution Online』
『Volution Online』は、米Caldera Internationalが提供する管理サービス。同社の『Open Linux』シリーズだけでなく、Red Hat Linux、SuSE Linux、TurbolinuxなどRPMでパッケージ管理を行なうディストリビューションにも対応しており、セキュリティアラートやパッチの提供、ソフトウェアの依存関係解決などのサービスを利用することができる。
『Volution Manager 1.1』、『Volution Online』はともにカルデラ(株)の販売・サポートパートナーを通じて販売される。価格はそれぞれ以下のとおり。
- 『Volution Manager 1.1』……ベースエディション(10ノード)で39万8000円
- 『Volution Online』……システム年間使用料(1台)で2万5000円