ミラクル・リナックス(株)は、クラスタシステム用ソリューションパッケージ『MIRACLE LINUX with Local Cluster』を16日に発売した。
『MIRACLE LINUX with Local Cluster』は、『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』に、NTTコムウェア(株)が米POLYSERVEと共同開発したソフトウェアクラスタシステム『Local Cluster』、『Local Cluster Enterprise』をバンドルしたもの。データベースと連携したシステムなどをクラスタ構成にすることで、可用性を高めることが可能になる。
『Local Cluster』は、1+1のデュプレックス構成に対応したクラスタソフトウェア。サービス監視、デバイス監視、フェイルオーバー、負荷分散を各サーバ間で協調分散管理するため、管理サーバを設置する必要がないクラスタシステムを構築することができる。
『Local Cluster Enterprise Edition』は、2ノードから1024ノードまでのクラスタ構成に対応したエンタープライズ向けクラスタソフトウェア。デュプレックス構成だけでなく、一台のマシンでバックアップをとる構成やn+nのマルチバックアップ構成など、さまざまな構成で運用することができる。
今回発売された製品と価格は、それぞれ以下のとおり。
- 『Miracle Linux with Local Cluster Standard Edition』……54万円(2ノードまで)
- 『Miracle Linux with Local Cluster Enterprise Editon』……103万円
- 『Miracle Linux with Oracle9i / Local Cluster Enterprise Edition』……135万円(10指名ユーザーライセンス)
また、2月1日より5月末日まで、出荷記念キャンペーンとして特別価格で販売される。特別販売価格は以下のとおり。
- 『Miracle Linux with Local Cluster Standard Edition』……50万円(2ノードまで)
- 『Miracle Linux with Local Cluster Enterprise Editon』……90万円
- 『Miracle Linux with Oracle9i / Local Cluster Enterprise Edition』……125万円(10指名ユーザーライセンス)
