ミラクル・リナックス(株)と(株)エヌジェーケーは、Linux市場でのビジネスアプリケーション利用推進のために提携することを発表した。
今回の提携に基づき、(株)エヌジェーケーのデータ処理ツール『DataNature4』およびデータ抽出ツール『DBport SE』を『MIRACLE LINUX』上で利用するための動作検証や、マーケティング活動、長期サポートソリューションなどを共同で行なうことになる。
『DataNature4』は、抽出したデータの項目などから対応したボタンを自動生成し、ユーザーはそのボタンをクリックするだけで情報を必要な形に加工できるというソフトウェア。また『DBport SE』は、ODBC対応データベースから必要な情報を抽出し『DataNature4』やExcelなどのアプリケーションに出力するためのミドルウェア。両製品とも、現在のところ対応しているプラットフォームはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。
エヌジェーケーは、今後Linuxを戦略的なプラットフォームに位置づけ、ミラクル・リナックスと共同で、Windows上で稼働している基幹データ処理ツール『DataNature/E』などをLinux上へ移植する予定だという。