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HDE、Webベースでのサーバ管理ツール「HDE-WUI 1.0β」を配布へ

1999年07月15日 13時23分更新

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 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)はWebベースでのサーバの管理が行なえる「HDE-WUI 1.0β」のCD-ROMを、7月21日より開催されるLinux Exhibition'99にてフリーで配布すると発表した。8月中旬よりダウンロードサイトでの配布も予定しているという。また9月には正式版「HDE-WUI」(英語版、日本語版)の開発を完了し、インターネット上でフリーで配布する予定。

 HDE-WUIは、同社が販売するLinux搭載のオールインワンサーバ「Ringシリーズ」のために開発されたもので、Webブラウザ経由で、メール、Web、DNSなどインターネット向けサーバ運用のための設定を行なえるソフトウェア。これによって、導入時に必要なネットワークなどの設定はもちろん、メールアカウントの追加やメーリングリストの開設、バックアップやログファイルのチェック、RPMによるソフトウェアの追加やアップグレードといった日常的に必要な管理作業もWebブラウザ経由で行なうことができ、スキルの高い管理者がいなくてもLinuxベースのサーバの運用が可能となる。
 現在のバージョンは、Red Hat Linux 5.2を対象としており、apache、sendmail、popd、imapd、wu-ftpd、bind、majordomo、samba、Netatalk、ISC-dhcpd、tcp_wrappers、squid、IP Masqueradeなどの主要なサーバソフトウェアの設定やサービスの稼働や停止、ログの参照などが可能となっている。9月に配布予定の正式版では、Red Hat Linux 6.x、TurboLinux 4.x、Vine Linux 1.xにも対応を予定している。

HDE-WUI画面
HDE-WUIでは、主要なサービスの起動/停止はもちろん設定の変更、ログファイルの確認などをWebブラウザ上で行なうことができる。同社のWebページでもデモを体験できる

 なお、HDE-WUIはPHP3で記述されている。PHP3はApache上などで動作するHTMLに埋め込むスクリプト言語であるため、配布されるCD-ROMなどにはソースコードも当然含まれている。ライセンスについては、配布されるCD-ROMなどに記載されたものが適用され、商用での再配布などは禁じられている。企業内や個人において修正を加えて利用することは可能だが、自身の著作物として主張することはできない。
 同社では無償でこうしたツールを配布することから得られるメリットとして、実際の運用時に必要なサポートなどを同社が請け負えることを挙げている。

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