2Lガソリンエンジンでも必要十分!
マツダトップクラスの総合力が光る走り
パワートレインは、自然吸気のガソリン仕様「SKYACTIV-G 2.0」と呼ぶ2L 直列4気筒DOHCエンジンで、最高出力156ps、最大トルク199Nmという平均的なスペックのもの。これに6速ATが組み合わされます。
パワフルさを求める人には、ちょっとお値段はプラスとなりますが、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載した仕様も用意されています。
お買い得さを優先するならば、当然「20S」という選択になります。その実力を試すために、ドライブに連れ出しました。
久しぶりに乗ったCX-5でしたが、相変わらずの総合力の高さに驚かされます。走りの良さを重視するマツダらしく、素直なハンドリングによる運転の楽しさを与えながら、乗り心地や静粛性などの快適性も非常に高い。
この総合力の良さは、最新マツダ車の中でもトップクラス。誰にでも安心してオススメできるマツダ車と断言できます。
その走りの良さを活かすには、アンダーパワーに思える2Lエンジンですが、端的に言えば、必要十分なもの。登坂や合流など強い加速が必要な際に、アクセルを踏み込むとキックダウンが多くなりますが、エンジン自体のレスポンスや回転フィールが良いので、その点もスポーティーに感じられます。
もしキックダウンを抑えたい場合は、ドライブモードで「スポーツ」を選んでおけばOK。普段は燃費重視で積極的にシフトアップしてくれるATの変速を抑え、必要に応じて、各ギアでより高い回転数まで引っ張ってくれるようになります。
エンジンを使い切る気持ちよさは、ロードスターにも通じるところがあり、その点もマツダらしいところ。もちろん、市街地や高速巡航などは静かで快適な走りとなっており、SUVらしい移動の快適さを提供してくれます。
試乗車には、メーカーオプションの10スピーカー「Boseサウンドシステム」を装備。価格は8万2500円ですが、音質が良くドライブの楽しさが増すアイテムなのでオススメです。10スピーカーなのでサウンドにも迫力と深みがあります。
後席の十分な広さがあり、ラゲッジスペースもミッドサイズSUVなので大きく、使い勝手がよいのもCX-5の美徳といえるでしょう。
ファミリーユースにも最適!
新型登場前に「ブラックセレクション」を推す理由
来年には新型が登場するCX-5ですが、熟成が進んだ最終型も魅力たっぷりです。年次改良の進化があり、走りの良さと快適性には磨きがかかったように思えます。
もちろん、新型には大幅進化が期待できますが、そのぶん価格に反映されるのは言うまでもありません。
カッコ良さと高コスパのミッドサイズSUVを検討しているならば、「20S ブラックセレクション」は、間違いなく太鼓判を押せる存在です。特に価格も重視するファミリーユースには、必要な装備を加えても350万円前後で狙えるので、「20S ブラックセレクション」を強くアピールしたいですね。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
この連載の記事
- 第687回
自動車
立体駐車場に入る質感重視のCX-30か、最新ITと広さのCX-5か? 価格がダブるマツダSUVの「罪深き比較検証」 - 第686回
自動車
便利装備は一切なし! 究極の実用性と乗り心地で勝負するルノー「グランカングー」の清々しさ - 第685回
自動車
【打倒アルヴェル】新型エルグランドが王者を超えた!? 自動車税も安くて「走り」が別次元な理由 - 第684回
自動車
往復で充電6回!? ホンダ「N-ONE e:」で東京〜セントレアを走破してわかった、軽EVのリアルなコスパ - 第683回
自動車
家族を乗せてサーキットへ!? 実用性と狂気を併せ持つ「GRカローラ 25式後期」の完成度 - 第682回
自動車
航続320kmでフル装備! BYDの軽EV「RACCO」は日本の軽自動車の“聖域”をどう切り崩すか - 第681回
自動車
Jeep「コマンダー」はガラガラ音も愛おしい。純ディーゼル搭載の7人乗りSUVが教えてくれる心のゆとり - 第680回
自動車
「OK Google」が軽自動車で使える感動。日産「ルークス」が激戦区で選ばれる3つの理由 - 第679回
自動車
330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由 - 第678回
自動車
EVである前に軽自動車。スズキ「eSKY」が示す、日本の日常に寄り添う最適解










