ごきげんよう、アスキーグルメのモグモグウーマン、ナベコです。
9月になり飲食チェーンでは“月見グルメ”が続々と登場しています。モスバーガーでも恒例の月見シリーズを今年も展開。しかし――これは果たして「月見」と呼べるのでしょうか?
モスバーガーに今年も「裏月見」
ハンバーガーチェーン「モスバーガー」は9月10日から、「月見フォカッチャ」(590円)と「メンチカツチーズバーガー」(480円)を発売します。
「月見フォカッチャ」は2022年に初登場し話題となった商品で、今年で4年目。一方の「メンチカツチーズバーガー」は、たまごを使用しない“裏月見”という位置づけの商品です。昨年は「メンチカツフォカッチャ」が登場しましたが、今年はメンチカツを使用したバーガーになりました。
月見らしい要素がないため、“裏月見”と言われても正直ピンとこないかもしれませんが、この「メンチカツチーズバーガー」、仕上がりは見事です。
新商品の「メンチカツチーズバーガー」を実食
発表会でひと足早くいただいてみました!
「メンチカツチーズバーガー」は、サクッと揚げたメンチカツをカツソースに絡め、チーズ・キャベツ・マヨソース(カロリーハーフマヨネーズタイプ)と合わせてバンズでサンド。シンプルながらもボリュームを重視した一品。
キャベツたっぷり、メンチは揚げたてでアツアツです。チーズがのってトロリとしていますね。これは、大きな口を開けてガブッとかぶりつくのがオススメ。
食べてみると……、サクサク衣のメンチカツがジューシーで、そこへチーズのまろやかさ重なって、さらにシャキシャキのキャベツの食感。黄金比のように完璧なメンチカツバーガーではないですか!
メンチカツの肉汁のおいしさはもちろん、ソースとマヨのテッパンの組み合わせ、さらに隠し味のからしのアクセントがきいて、素朴ながらも感動がある味わいです。
一番うれしいのは、メンチカツが揚げたてアツアツであること。モスバーガーは注文が入ってから調理するアフターオーダー方式のため、「メンチカツチーズバーガー」ももちろん出来たて。一般的にメンチカツを使った商品は出来合いのケースもありますが、揚げたてサクサクのメンチカツを挟んだバーガーを味わえる機会は意外と少なく、その出来たて感がいっそうおいしさを引き立てています。
使用されているメンチカツは、昨年の「メンチカツフォカッチャ」のために開発されたもの。サンド用に肉汁があふれ出ないよう牛豚の配合に徹底的にこだわり、さらにひと口目から香り立ちも良くなるよう研究を重ねて完成したそうです。
シンプルだけどそれゆえに心をくすぐる、通年販売してほしいくらい完成度が高い商品だと感じました。
もちろん「月見フォカッチャ」も!
また、王道の“月見”である「月見フォカッチャ」は、特徴である“半熟風たまご”の醤油配合を見直し、より卵黄ソースの濃厚さをが感じられるようリニューアルされています。
こちらは、天然羊腸を使った馬蹄形(ばていけい)ソーセージに、オリジナルのバーベキューソースと半熟風たまごを合わせ、ふんわり食感のフォカッチャでサンドした、人気の季節商品。
フォカッチャとバーガー、同時発売ながら構成要素はまったく異なる2商品。しかしどちらからも“モスらしさ”がしっかりと伝わってきます。
※記事中の価格は税込

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