◆天井はやや低いが車内は余裕がある広さ
後ろに回って荷室をチェック。「奥行きが広いですね」というのが唯さんのファーストインプレッション。最低地上高が高く、全高が低いこと、さらにファストバック形状であることから、荷室高はやや低めの印象を受けます。ですが、実際に使うとそうでもないような。容積は536L、リアシートを倒せば1611Lの大容量です。荷室内に12Vのアウトレットが用意されているのも◎。使い勝手は良さそうです。この荷室を見ながら「セダンというより、ステーションワゴンかも」と思った筆者です。
後席は居住性が高くて広々。USBもキチンと用意されています。唯さんは後席が大変気に入られたようで、移動中は終始、後席に座られていました。天井高が低めなので、ヘッドルームが気になるところですが、身長185cmの胴長短足男性(=筆者)が乗った時、少し髪の毛を擦るかな、という程度でした。サイドシルは少し高めなのはイマドキのセダンなどではよく見かける傾向。お年寄りには辛いですが、安全面を考えると仕方ないのかもしれません。
このクルマの近未来感を高めるのがコクピットでしょう。プジョーと同じステランティスグループの「DS」みたいな印象を受ける、かなりエッジを立てて水平線を強調させたデザインです。そしてコクピット感がとても強く、実にスポーティー。
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