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石川温のPCスマホニュース解説 第155回

「ヘタしたら世界10番手」日本が5Gで大きく出遅れた理由

2022年12月29日 09時00分更新

文● 石川温

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「ヘタしたら世界10番手」キャリアも危機感

 日本の5Gが世界に比べて遅れているという危機感は、実はキャリアの社長も抱いている。

 KDDIの髙橋誠社長は「5Gをきちんと発展させないとBeyond5Gはやってこない。かつて、4Gを展開し始めていたころは、世界でも1番手、2番手を争っていた。しかし5Gでは、ヘタしたら10番手ぐらいのポジション。それじゃあちょっとねということで、2023年も5Gを盛り上げる方法をいろいろと提案していきたい」と意気込む。

 2023年は、ようやく「5G普及元年」と言える年になってもらいたいものだ。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)など、著書多数。

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