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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第246回

アルファ ロメオ「ステルヴィオ」はディーゼルモデルが太いトルクで乗りやすい

2022年08月20日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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トルクフルなディーゼルエンジン

エンジンは2142ccの直4ターボディーゼルエンジンを搭載

最高出力は210馬力、最大トルクは47.9kgmを発生する

 エンジンは2142ccの直4ターボ。TI、ヴェローチェともに最高出力は210馬力、最大トルクは47.9kgmを誇ります。ちなみにガソリン仕様は2リットル直4ターボで、最高出力は280馬力とディーゼルエンジンを上回りますが、最大トルクは40.8kgmと下回ります。ディーゼルのエンジン音は、そこそこ盛大でいかにもという音。「やっぱりディーゼルってこういうトラックみたいな音がしますよね」という唯さん。

リアに設けられたQ4のエンブレム

 この大パワーをトルクベクタリングの4輪駆動システムを介して地面に伝えられます。それでは運転して頂きましょう。

車内の静粛性に驚愕!

 「なにこれ? めっちゃ静かなんですけれど」と驚きの表情を浮かべる唯さん。それもそのハズ、室内にエンジンの音はほとんど聴こえないばかりか、エンジンの振動がステアリングやシートに伝わらないのです。BMW X5でも振動はわずかではありますが伝わったのに、アルファ ロメオは皆無! まずこれに驚かされます。

 さらに貼り合わせガラスを使っているため、ロードノイズなどはかなり低減されており、室内は実に静か。「全然ディーゼルエンジンっぽくないんですよ」という唯さんの感想に納得です。

 「それでいて、排気音がイイ感じに聞こえてくるんですよ。もっとドロドロっとした音がと思ったのですが、そうでもない。とても上品で、本当にディーゼルエンジンとは思えません」

 気になる走りは? というと、トルクの太さゆえ加速は見事の一言! 「加速力は圧倒的ですね! まどろっこしさは皆無です」。さらにSUVとしては硬めの足で、これが唯さん好み。「SUVってスポーツドライビングからは離れている印象があるのですが、このクルマは楽しめますね!」とノリノリで、さすがアルファ ロメオといったところ。足が硬めなので、市街地で荒れた路面を通過すると衝撃はダイレクトに体を襲ってきます。試乗車にはドラレコがついていたのですが、段差の度にピッと衝撃感知するほど。「アルファ ロメオのジュリアは、こんなに足が硬くなかったけどなぁ」と筆者は思ったのですが、唯さんが満足されているのでいいでしょう。

 強いて……という点を挙げるなら、巡行中はクラッチを切る制御が働いているようで、ブレーキを踏むとクラッチがつながるとともに前にクルマが進むようなショックを感じることでしょうか。この挙動に最初は驚きますが、しばらく走ると慣れるので問題ありません。ブレーキを踏んでクルマが進むわけではないので。

 気になる燃費ですが、なんとリッターあたり16kmを記録! ただこれは高速道路も使っているという条件付きで、市街地のみですと10km程度にまで落ちてきます。それでも燃費はかなりよいようです。

 「思っていたよりイイですね」という唯さん。筆者もまったく同意で「イタリアのクルマでしょ? しかもイタリアのディーゼルってどうなの?」というエクスキューズがありましたし、乗り出した時は疑惑しかありませんでした。ですが、乗ってみるとデキの良さに驚きます。さらに運転支援機能もしっかり装備し、ちゃんと使えるから驚きます。「食わず嫌いはよくないなぁ」と反省するとともに、気づけばまたしてもビショーネの毒に噛まれていたことを正直に告白します。SUVでも、ディーゼルでも、アルファ ロメオはイイんですヨ。

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。

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