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新車を買った情報2022 第96回

ジムニーのない世界で人はいかにしてクルマを選ぶべきか

2022年03月26日 16時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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代替候補の筆頭は当然ハスラーなのですが

 実はジムニーの代わりとしてメーカーが用意しているクルマがあります。それがハスラー。

 その昔、スズキに「Kei」という軽自動車初のクロスオーバーSUVがありました。地味ながらも1998年から2009年まで生産されたロングセラー車で、派生車種のシボレー・クルーズも含め、北海道ではまだ元気に走り回っております。

 なにゆえ人気だったかと言えば、大径のタイヤを履かせて最低地上高185mmを確保し、ビスカス式の4WDも用意していたこと。加えて5ドアの使いやすいコンパクトなボディとそこそこのスペースユーティリティーで、釣りのおじさんから真冬のスーパーの買い出しまで、何にでも使える万能車であったことです。ラダーフレームとリジッドアクスルの本格クロカン四駆でなくとも、人里で使う限りはどうにかなるわけです。

 その偉大なKeiの後継として企画されたのがハスラーと言われております。大人気だった初代を受けてモデルチェンジした2代目は、見た目もカクカク感を増してジムニー寄りに。だから順当に言えばハスラーでいい。のですが、なにしろ初代も合わせると数が多すぎる。へそ曲がりな私としては、少しハズしたい。

 それに今年のように降雪量が多く、生活道路もあらかた一方通行になってしまえば、もはや離合のしやすさなんて関係ありません。一気に凸凹の雪道を通過できる踏破性の方が重要。そう考えると、多少でかくたっていいのではないか。

 そこで、今回リストアップした最低地上高180mm以上の全車種を検討してみることにしました。

 このつづきはまた。

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