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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第200回

2022年のModuloレースクイーンがS660 Modulo Xに乗ってみた

2022年02月04日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

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S660 Modulo X Version Zと2022 Moduloスマイルに就任した新 唯さん

 青天の霹靂とは、まさにこの事! なんとASCII.jpで自動車レビューをお願いしている新 唯(あらた・ゆい)さんが、SUPER GTに参戦するModulo Nakajima Racingのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」に就任しました! この超展開にASCII.jp関係スタッフは驚くとともに、心よりお祝い申し上げます。

唯さんにレースクイーンさんっぽく車両立ちしてもらいました

 とはいえ、レースクイーンって何をするの人なの? と、ふとした疑問が湧いた不肖。そこで大辞林で調べてみたところ「自動車レースで、スポンサーの広報活動をしたり、優勝者に花束や賞品を渡したりする女性」と書かれていました。スポンサーの広報活動をするということは、唯さんの場合、スポンサーであるHondaのクルマ、特にModulo Xグレードをあらかじめ知っておく必要があります。でないと、宣伝活動する際に「何がいいの?」と尋ねられても答えられないから。

 というわけで、今回は唯さんがMTのスポーツカー好きなことから「S660 Modulo X Version Z」を用意! Moduloコンプリートカーに触れることで、今後の宣伝活動に役立ててもらおうということになりました。と書くと、とてもタイアップ臭がしますが、本記事は当方が勝手に企画・実施したものです。

S660 Modulo X Version Zは
究極のS660として登場

 S660 Modulo X Version Zは、ホンダアクセスが「究極のS660」として開発したS660 Modulo Xの特別仕様車。今年3月で生産完了するS660の集大成にして最終形といえる1台です。特に限定数は設けていなかったのですが、昨年3月12日の発売直後、注文が殺到。315万400円という軽自動車としてはかなり高額な値段ながら、同年3月末には予定の販売台数が終了したという幻の1台です!

不肖のS660

 そんなS660 Modulo X Version Zの登場に対して、複雑な感情を抱く独りの男がいます。その名は不肖こと栗原。というのも、S660をお迎えした後、まさに後出しジャンケンの形でS660 Modulo Xが登場したから。しかも、それが自分好みの仕上がりだから余計オーナーとして腹が立つわけです。「だったら乗り換えればいいじゃないか」という悪魔の囁きも聞こえるのですが、思い出が詰まったマイカーを、しかもいまだ元気に走るのに手放すなどできません。不肖は浮気をしない一途な男子なのです。そして生産完了のアナウンスと共にVersion Zが登場しました。さすがに一途な男子とはいえ悩みました。ですが悩んでいるうちに受注は終了。今でもちょっぴり後悔しています。

サーキットを走行するS660 Modulo X Version Z

 S660 Modulo X Version Zの仕様については、こちらの記事「S660「最終シン化形態」VersionZをサーキットテスト!」を読んでもらうとして、百聞は一見にしかず。さっそく、2022年のModuloスマイルである唯さんに乗ってもらいましょう。

車内はスポーティーでエレガント

 S660 Modulo X Version Zを初めて見た唯さんは「ワインレッドの内装がイイ感じですね」とツボにハマったご様子。どうやら赤い内装がお好みの唯さん。

 「あと、カーボン調の部分があったりするんですね。スポーツカーっぽくてイイですね」とも。ちなみに、このカーボン調のインテリアパネルは純正アクセサリーで販売されていまして、お値段はメーターバイザーパネル部、助手席エアコンアウトレットパネル部、センターコンソールパネル部の4枚セットで1万7600円となっています。

 「あと、運転席と助手席の間のカバンが可愛い!」と、シートセンターバッグ(2万7500円)に注目。「これシートと同じ素材なんですね。へーっ」と取り外してみると「ボディーバッグになるんだコレ。結構手触りがイイですね。小さいバックですけれど、財布と鍵、スマホといったものは入りそう。これなら助手席に荷物を置かなくてもいいですね。これは乗っている人にはうれしいんじゃないかな」と感心しきり。

 エクステリアで注目はフロントバンパー。「ノーマルのS660よりカッコイイですね」というこの品は、実効空力という考えで作られた一品。実際に風洞テストのほか、走り込んで作られた形状なのです。「つまりカッコよさだけではなく、実際に効くエアロなんですか! スゴイ!」と興味津々。そして「これカッコイイから栗原さんのS660にも付ければいいのに」とおっしゃるではありませんか。残念ながらこのバンパー、単品販売しておりません。

 「羽根がなければスポーツカーとは言わない」と豪語していたりしていなかったりする唯さん。リアまわりのスポイラーをチェックです。オプションの電動スポイラーを見て「あー、動いている。高級スポーツカーって、こういう電動スポイラーついていますよね」というわけでツカミはOK。「これ違いってあるんですか?」と興味津々。ちなみにガーニーフラップはModulo Xの専用品となっています。

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