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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第183回

Honda「VEZEL」の開発者がアイドルに教えるHonda CONNECTの使いやすさ

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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honda/VEZEL(227万9200円~)を挟んで、寺坂ユミさん(左)、本田技研工業四輪事業本部 ものづくりセンターの安藝未来さん(右)

 アイドルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミさんをASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長としてお迎えし、本人の意志に関係なく様々なクルマを試乗する当企画。今回は発売以来好評を博しているHondaのVEZELを試乗してもらうですが、今までと少し趣が異なります。今回はなんと、当企画初となる開発者が降臨!

 「エンジニアとアイドルの対話が見られるのはASCII.jpだけ!」と、少年マンガ誌のページ脇のような勢いでお届けしたいと思いマッスル!

まずはVEZELのレビューから
かゆいところに手が届くコンパクトSUVだ!

 VEZELは、某T社のヤリ〇クロス、某N社のキック〇e-POWER などが属する「コンパクト SUV」というセグメントに位置する1台。「後席と荷室は広く、それでいてクルマはコンパクトに」というユーザーニーズに応えるとあって、今では街で見かけない日はないほどの人気のカテゴリーです。ゆみちぃ部長も、最近は何かにつけて「SUVがイイ」と言い出します。思えば企画当初の2021年4月頃はSUVという言葉を知らないばかりか、緊張した面持ちでN-BOXのステアリングホイールを握りしめ、試乗後「私は軽自動車で十分です。この大きさがちょうどいいです」と言っていたのに……。

 ともあれ各社から力作が登場し、レッドオーシャンと化しているコンパクトSUV市場。HondaのVEZELも、かゆいところに手が届いた、実に魅力ある1台に仕上げられています。筆者である部員Kは、ゆみちぃ部長より一足早く試乗し「ストレスフリーな居心地のよさ」「ナチュラルな操安性」に感動。クラストップの完成度と断言できるデキ栄えに満点二重丸、さらに300万円前後というプライスはお買い得すぎると思った次第です。これはゆみちぃ部長にぜひ体験してもらい、SUV選びの知見を拡げてほしいというのが今回の裏テーマだったりします。

 というわけで、部員Kがベタ惚れするVEZELに初対面したゆみちぃ部長。「ずいぶんスッキリなお顔立ちですね」が最初の感想でした。ゆみちぃ部長は愛知県出身ゆえか、ドヤ顔のクルマがお好きらしく、なかでも某T社の高級ブランドLや独A社のような大きなグリルが大好物。ゆえに青山ボーイの東京スッキリ醤油顔なVEZELは、ちょっと好みとは外れている様子。

純正アクセサリーを装着したVEZEL

 でもご安心ください。純正アクセサリーでドヤ顔グリルが用意されています。後日別取材の際に、純正アクセサリーを装着した VEZELを見てもらったのですが「これならイイですね」と笑顔に。それにしても、フロントグリルがオプションで用意されているというのは面白いですね。

 続いて横からVEZELを眺めてみましょう。全長4330mm×全幅1790mm×全高1590mm、ホイールベースは2610mmと、コンパクトSUVらしいサイズ感を保っています。驚くべきは、全高を15mmほど低くしながら、最低地上高が旧型の170mmに対して195mmとアップしたところ。つまりSUVらしさを際立たせつつも、クーペ感をアップさせているというわけです。さらにイマドキ感たっぷりの2トーンカラーも用意され、これは誰が見てもカッコイイ! さすが青山ボーイ! と思いきや、ゆみちぃ部長の目には「ちょっとシンプルすぎるようにも見えます」とのこと。シビックもですが、最近のHondaはシンプル路線のようで、筆者的にはイイと思っているのですが、知多半島出身で派手好きのゆみちぃ部長には物足りないみたいです。

SUVならではの荷室に大満足

 ゆみちぃ部長にとって、クルマにおける最大の興味は荷室の広さと使い勝手です。さっそくチェックしてもらいましょう。後席の背もたれを立てた時の荷室幅は約1400mm、荷室長は約820mm、荷室高は約740mmと十分すぎる広さ! これにはゆみちぃ部長も満点二重丸。もちろん足をかざすだけでテールゲートが開きますし、ボタンを押せばクローズできます。さらにクルマから離れるだけで自動的にドアが閉まる予約クローズ機能も搭載。実際に使ってみると、これがナカナカの優れモノだったりします。

 さらに細かく荷室をチェックするゆみちぃ部長。「これはHondaに限らないのですが、クローズボタンを押す時、背の低い女性だと背伸びをしないと届かないかもです。だから荷室の側面側に付けて欲しいな」とのこと。

 そのまま背もたれを倒すと、広大かつフルフラットな荷室スペースに早変わり。というわけで、お待たせしました。ASCII.jp名物「女子のラゲッジスペースで寝っ転がりカット」のお時間がやってきました。撮影準備にかかると「これ車中泊できますよ!」とよろこびの声を挙げるゆみちぃ部長。こうして無事にカワイイ写真が撮れて大満足の部員K。同行スタッフみんなを幸せにしてくれるクルマ、それがVEZELです!

 そのまま後席もチェック。ゆみちぃ部長的に「クルマは友達と遠出する時に乗る」乗り物で、いわば後席は「おもてなし」的に重要な要素だったりします。そんな目線でVEZELをチェックするのですが、これがよくできているではありませんか。まず後席座面が上にあがり、背の高い荷物が収納できる点。これは他社SUVにはない強みで「これってFIT e:HEVの時もイイなと思っていたのですが、VEZELでもあるんですね」と笑顔。続いて「足元がすごく広い」と絶賛。それは女性だからでしょ? と思いきや、身長185cmの部員Kと同行した監視役の男性マネージャーが乗っても窮屈さは皆無。さらに天井も高く、実によくできていると感心するメンズ2名。

 前方視界も開けていますから、閉塞感が少ないのです。全高が下がっているのに、この室内を実現したのはすごい! このストレスフリーともいえる空間設計がVEZELの魅力なのです!

 そしてUSB端子は「ちゃんと2ポートある!」というわけで文句ナシ! とにかくクルマに乗ったら、まずはスマホ充電が当たり前の世の中ですから、席数分ポートが用意されていないと、おもてなしクルマとしては失格なのです。ASCII.jp的には「これがPD対応の Type-Cで45w以上の出力ならノートPCも充電できるのに」と言いたいところですが、PD対応のクルマは少ないので、これは高望みしすぎというところでしょう。でも2ポートあるのはホントにうれしい限り! ないとホントにマネージャー氏とゆみちぃ部長の壮絶なるUSBポートの取り合いが始まりますから……。

 リアのドアにトゥイーターを配置したのも見逃せないポイント。実はHonda車としては初の装備なのだそうで、本業は歌って踊れるアイドル的に「後席でもイイ音でおもてなし」は重要なポイントといえそう。この充実っぷりに、ゆみちぃ部長のテンションも爆上がりです。

 運転席もチェックしてもらいましょう。と、その前にゆみちぃ部長は、ある事に気づきました。「このクルマ、ドアが下まで伸びているんですね」。そうなんです。専門用語でいうところのサイドシルがドアの内側にあるんです。これの何がイイかというと、雨の日の乗降時、ロングスカートやパンツの裾が濡れづらいのです。「この細かな気遣い、ホントにイイ」と、VEZELに本日最大級の賛辞を贈るゆみちぃ部長。ここでもVEZELのストレスフリー設計が活きているのです。ゆみちぃ部長もだんだんテンションが上がってまいりましたよ。

 こうして運転席に着座したゆみちぃ部長。まずはポケットにしまっていたスマホをセンターコンソールに置こうとします。すると「これ、ワイヤレス充電なんですか?」と驚く部長。そうなんです。純正アクセサリーで、ちぃ充電もといチー(Qi)充電に対応しているのです。しかもリブがついているから、すんなりとスマホが置けるという優れモノ。「スマホって縦に持つモノだから、こうした縦置きができるトレイっていいですよね」と、ここでもVEZELのストレスフリーさを体感したゆみちぃ部長。ちなみに置き方にはちょっとだけコツがあり、奥の壁面側にスマホを置かず、シフトレバー側に端末をつけるようにすると「ちぃ充電」しやすいようです。

 エンジンスタートボタンを押したゆみちぃ部長。次にやることは、ミラーの調整とエアコンダクトの調整です。これはゆみちぃ部長に限らないのですが、女性の多くは風が顔に当たるのを嫌がり、ダクトの向きを下にします。特にコンタクトレンズをされている方は、必ずと言っていいほど。ダクトの隣に謎のツマミを発見した部長「これ、なんですか?」というわけで、いじってみると、ツマミ近くのL字スリットからドア側のガラス面に沿って冷風が出てくるではありませんか。名付けて「そよ風アウトレット」。これによって、風が肌や目に直接当たることなく、さらに窓からの熱を取り除く効果もあるのだとか。「これはすごい発明だ!」とゆみちぃ部長、またしてもストレスフリーのVEZEL体験。これ、すごくないですか?

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