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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第81回

車中泊余裕の車内! スズキの新型ソリオが売れまくっている理由がわかった!

文●矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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フラットにできるので寝転びやすい

 ということで、恒例の寝転んでみました「ソリオバンディット編」。

後席&ラゲッジルームスペースは、158cmの私が寝転ぶとつま先が少しはみ出るかなという感じです

 ソリオバンディットのすごい所は、助手席&運転席を倒してフラットにできることです。

寝転んでみると、こんな感じ。手を伸ばしても、かなり余裕があります

 車中泊は余裕でできますし、1人とはいわずに大人2人でも余裕を持って車中泊できそうです。コンパクトサイズなのに、車内は広々といういたれり尽くせりのクルマです。

 それでは、内装を見ていきましょう。全体的に、高級感が漂ってカッコいい雰囲気。窓も大きいので車内も明るく過ごしやすいです。

ビロード調のデザインにキュン……

シートは固くもなく柔らかくもなく調度良いあんばいです

一番ムネアツだったのは、後席がスライドドアするだけでなく、背もたれを倒す角度に合わせて座面がスライドすることです。なので、快適な姿勢で座れるのが◎でした

 運転席&助手席を真ん中の位置まで下げても、両足をピーンと伸ばせます(私の足が短いだけかもしれませんが)。頭上は拳3個くらいのスペースがあります。後席中央の席のシートベルトは3点止めで、安全性が考えられています。

 使い勝手の良さも魅力の1つです。一番の注目は、自動で開くスライドドア。ドアノブの所に付いているボタンを押してもOK、鍵に付いているボタンを押してもOK、ドアノブをガチャと引くだけでもOKで、どの方法でもスライドドアは自動で開閉できます。

 ちなみに、ドアが閉まっている途中にボタンを押す&ドアノブを引けば、スライドドアの開閉はストップします。たとえば、子どもがドアを閉めている途中に乗り込もうとした時などに安心ですね。

 感動したのはスライドドアが閉まるのを待たなくても、鍵を施錠できることです。自動スライドドアって便利なのですが、閉まるのが遅いのがネックだと思っていました。ソリオバンディットはスライドドアが閉まり始めたら、鍵に付いている「閉まる」ボタンを押すと、閉まりきるのを待たなくても自動的に施錠してくれます。使う人の事がシッカリ考えられているなと思いました。

運転席からの見晴らしは良し
走りはややトルクが足りない

 それでは続きまして、走りのレビューです。

エンジンをかけるとニョキっと出てくるスピードメーターがカッコいい!

駐車している場所周辺をディスプレーで写し出してくれるのもGood

 窓ピラーが細い&窓が大きいので、死界が少なく運転席からの見晴らしはバツグン。そして、小回りがきくので細い道などかなり運転しやすいです。ちなみに、車体が大きくなったソリオバンディットですが、最小回転半径は変わっていないそうです。

 車内は静かで、高速道路を走っていてもロードノイズなどは気になりません。全体的にマイルドな味付けで、走りだし&ブレーキの効き方などは緩やかです。なので、運転が苦手な人も運転しやすい車だと思います。ただ、硬めの足回りが好きなど、走りを楽しみたい人には物足りないでしょう。高速の坂道はアクセルベタ踏みでも、少しトルクが足りないかなぁ? と思う場面もありました。

【まとめ】街乗りから遠出まで快適に使える

 ズバリ、ソリオバンディットは小さいミニバン! これ1台あれば、家族で街乗り~遠くへお出かけまでできてしまう使い勝手のよいクルマです。「これ、あったらいいな」という機能が沢山搭載されていて、この価格はコスパ◎といえるでしょう。人気なのも頷けました。高速は少しトルクが足らないと思うところもありましたが、許容範囲内という人が多いと思います。購入する時は、ぜひ高速道路での試乗をしてみてください。

 ソリオバンディット試乗記はYouTube「矢田部明子のガレージライフ」でも公開していますので、よろしければご覧ください。

■関連サイト

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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