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新車を買った情報2020 第64回

マツダ ロードスターRFのタイヤを替えた こういうのでいいんだよ

2020年10月10日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■安定方向でも楽しいハンドリング

 さて、気になる操縦性の違いですが、ポテンザは微小舵角への追従が鋭く、まるでゲームマシンのようにシュッシュッとノーズが向きを変えるのに対し、プロクセス・スポーツは切り始めの応答が遅く、ロールからワンテンポ置いて曲がり始めるような印象があります。

 タイヤはトレッドの形状から、走行安定性を狙った「ラウンドショルダー」と、グリップ重視の「スクエアショルダー」に大別されるそうですが、プロクセス・スポーツとポテンザ S001には、そうした微妙な形状の差が見られます。

 上の画像は、交換直後からほぼ直線ばかり10キロほど走ったプロクセス・スポーツのトレッド。直進中に接地するのは主にセンターの3本。ステアリングを切ると、丸い肩が路面と接して踏ん張ります。

 対して下の画像は、ポテンザ S001。少々わかりにくいアングルの画像で恐縮ですが、プロクセス・スポーツに比べると両肩の丸みがやや浅く、直進中の接地幅が広い。おかげでわずかな舵角の変化に対して敏感に反応する訳です。

 この敏感さがない代わりにプロクセス・スポーツで得られるのが、巡航時の安定性。中立付近でハンドルが取られにくく、かと言って素早いレーンチェンジで腰砕けになる往年のエコタイヤのような頼りなさもなく、旋回中も安定しています。

 むしろ速度と舵角とロールの関係から、気持ち良く曲がって加速するテンポを掴むと楽しい。パワーとグリップで突っ走るのもスカッとしますが、軽量FRレイアウトと足回りを活かしながら、泳ぐように走るのもロードスターらしいだろうと思います。

 特にオープン時の剛性が低いRFは、突き上げの軽さが大メリット。ブルブル揺さぶられる気持ち悪さが減って、オープンにする機会も増えたこと。恐らくこれが一番の恩恵ですが、もっとコンフォート寄りのタイヤだったらどうだろうと思わないではありません。理想を言えば、ホイールセットをいくつか用意して、その日の気分で履き替えるなんてことができたら最高ですが。

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