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新車を買った情報2020 第56回

マツダ ロードスターRFの洗い方はYouTubeでおぼえた

2020年07月04日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■大胆豪快ダイナミック洗車術「スグレモン自動車用品」

 「洗車に正解なし」を実感するのがこのチャンネル。画面に駆け込んでくるなりお題を宣言するや、いきなり走り去ってゆくハイテンションなオープニングでおなじみ「スグレモン自動車用品」です。登録者数そろそろ7万という、これまた人気のチャンネル。

 チャンネルオーナーの久世誠二さんは、もともと整備の仕事をされていたらしく、レストア的な手法でクルマのパーツを磨いていきます。特に最近の動画で面白いのが、初代トヨタ・プロボックスの洗浄シリーズ。お店のクルマとして手に入れたものだそうですが、15年落ちの使い古された営業車が、みるみるピカピカになってゆく様子は誠に快感。

 その手法も実に豪快なものでありまして、例えばテールライトとボディの隙間に溜まった水垢汚れなどは、ライトアセンブリを外してゴシゴシ。劣化した樹脂パーツは丸ごと新品に交換、あるいは染めQを吹くという大胆な手法で蘇らせます。

 使うケミカルも、花王のマジックリン、リンレイの水アカ一発、そして仕上げのシリコンスプレーのみ。この安上がりでシンプルな選択にこそ、クルマの材質に対する知見や、実作業の経験が現れているのではないか。ついつい洗車用品を買い込み過ぎてしまった夜など、私はこのチャンネルを見ながら反省しているのであります。

 ちなみに久世さんは、黒塗り高級車のショーファー向けに開発したという「むらにならないコーティング剤」をWebサイトで販売中ですが、YouTubeにはたった42秒の紹介動画があるのみ。そんな奥ゆかしさもあっての人気なのでしょうが、コーティング業者といえば自社製品を悪どく宣伝をするものと相場が決まっており、もっと詳しく宣伝してくれないと困る。でないと自分で確かめるためにポチッとやるしか。うわああああああっ。

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