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4D Gravityを搭載し、これまでの弱点を克服した次世代ドローン

 エアロネクスト社のドローンは4D Gravityと呼ばれる重心制御技術を搭載し、ドローンの弱点を克服した次世代ドローン。ドローンは安全性、飛行時間、飛行速度に対し、これはソフト側でのアプローチが主流で、機体フレームは30年変わっていなかった。これに対し、根本的な機体構造を変えないと進化はないとして開発されたのが4D Gravityだ。

 4D Gravityでは、飛行部と搭載部を分離、それをジンバルでつなぐ貫通ジンバル構造を構築。従来機では機体が傾くと重心も傾き、片側に負荷がかかるといったことが起こったが、4D Gravityでは重心がずれず、左右の負荷を均一化でき、機動性、効率性、安定性などの基本性能がアップする。

 また、壁や天井にはりつくことができるので、簡易監視カメラとして用いたり、水を発射できるので消火活動に使える。あるいは複数のドローンを組み合わせて使うこともでき、いままでできなかった挙動が実現する。

 この4D Gravityは今後のドローンに必須であり、コア特許は65件、周辺特許を200件近く取得。ライセンス化して海外などへのライセンス提供を考えていると語られた。

ソフト側からのアプローチだけで、機体はまったく進化していなかったドローン

飛行部と搭載部をジンバルでつなぎ、重心のずれをなくした4D Gravity

重心がずれず、左右の負荷を均一化したことでこれまで運べなかったラーメンを運ぶこともできる

従来なしえなかった挙動を実現。火災の際の消火活動など、人体に危険がともなう作業への活用するといったこともできるようになる

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