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日本の未来を担う理系学生の検索とスカウトを可能にする「LabBase」

 POL社の「LabBase」は推薦や紹介だけで成り立っていた、就職市場に出てきにくい理系学生にアクセスし、スカウトを可能にするサービス。現在8000人が登録しており、リリース1年半で約100社が有料で利用している。登録者は全国100人のメンバーがオフラインで集めており、大学キャリアセンターとの連携やキャンパス内イベントの開催などで毎月増え続けている。

 現在はこの「LabBase」を基礎として、共同研究先探しを実現する「LabBase R&D」のβ版を運用。全国の研究者情報を検索、アクセスでき、学会などで人づてで探していた共同研究先を効率的に探すことができる。研究者の独自データを集めているので、専門領域について探すことができ、すでにマッチング事例も出てきている。

 これまで論文検索は多数存在しているが、過去のデータを検索するこれまでの論文検索と違い、「LabBase R&D」はどのような研究をしたいかという未来の情報を収集しているのが強みとコメント。

 今後は研究機器などにも参入し、流通の効率化や先端研究支援など、研究関連のさまざまな課題を解決するLabTech事業群を構築していきたいと語られた。

論文数が低下するなど、日本の科学が低迷しており、研究領域にはさまざまな課題が山積している

「LabBase」では、これまで人づてなどに頼っていた理系学生へのアクセスを容易にし、スカウトできる

同じく人づてで探していた共同研究先探しにおいても「LabBase」で集まった多くの情報を強みにして研究委託市場へ拡大していく

今後は研究関連のさまざまな課題を解決すべく、研究機材などに市場を広げていく

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