自然資本を可視化する「BiomeViewer」アップデート、生物分布予測の精度を向上し分析精度を強化
株式会社バイオームは5月15日に、生物分布予測を可視化し企業の自然資本の収集と解析を支援する「BiomeViewer」のアップデートを発表。生物分布予測の精度を向上し、企業・団体の事業活動における自然資本への依存・影響評価、ならびに重要エリアの特定を、より高精度なデータでサポートするという。
「BiomeViewer」は、同社独自の生物分布ビッグデータと解析技術を用いて、「どこに、どのようないきものが生息しやすいか」を可視化するマッピングツール。独自のビッグデータをもとに生物分布を高解像度で可視化することで、事業と自然との関係性(依存・影響)を事業拠点ごとに把握可能にするという。現地調査が難しいエリアにおいてもデータに基づく分析が可能で、将来的な自然資本リスクの特定と評価を支援する。
今回、3つのアップデートによって予測精度を向上したとこと。
「BiomeViewer」では、専門家データ(GBIF、公的モニタリング、学術論文など)に加えて、同社が開発・運用するいきものコレクションアプリ「Biome」をもとに得られた生物データを統合している。今回の更新では、生物データ量を従来の約2.5倍、対象の種数を約1.2倍に拡大。データ量の増加と市民科学による広範なデータ収集の結果、市街地から草原、農耕地、湿地、森林、河川、湖沼、海岸など幅広い環境をカバーしながら、より多くの種を対象にした生物分布予測と分析が可能になったとしている。
また、従来の単一解析モデルに代わって、最大4種類の解析モデルを組み合わせる「アンサンブルモデリング」を採用。分布予測の精度を向上し、より信頼性の高い評価結果を得られるとのこと。これまで単一モデルでは捉えきれなかった生息環境の特徴も反映が可能になったという。
加えて、今回の更新では、最新の衛星データを含む高解像度の環境データへと刷新。これにより、より細かな環境の違いや最新の環境変化まで捉えた、高精度な分布予測が可能になったとしている。
同社では今後も、生物多様性データを経営判断に活用可能な形で提供し、企業の持続可能な事業運営を支援していくとしている。
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