新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行の影響により、休校にともなう遠隔授業、企業におけるテレワーク化が進んでいる。ここでは、さまざまな企業が実施しているサービスの無償化や支援の取り組みをまとめた。
●店舗の混雑状況をリアルタイムを把握する「VACAN」を提供開始
バカンは4月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受け、店舗の混雑状況や待ち人数をリアルタイムに提供するサービス「VACAN(バカン)」を発表。加盟店の一般募集を開始した。(詳細)
●全国の医療機関に「LINE WORKS」を提供 新型コロナ対策
ワークスモバイルジャパンは4月23日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にともなう緊急事態宣言が全国に拡大したことを受け、3月から北海道および東京都の医療機関を対象にセットアップ支援を含め提供してきた「LINE WORKS」の対象範囲を、47都道府県すべての医療機関(病院・診療所・クリニック・薬局)に拡大すると発表。(詳細)
●米マイクロソフト、立命館小学校など新型コロナ対策の試みを紹介
米マイクロソフトは4月21日、公式ブログで「日本のお客様からの学び」と題したページを公開。日本マイクロソフトのユーザーが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が感染拡大に対し、どのように対応したのか紹介している。(詳細)
●テイクアウト店舗紹介サイトを構築できるパッケージが半年間無料
シックス・アパートは4月22日、「TAKEOUT PORTAL 応援プロジェクト」を開始したと発表。(詳細)
●スタディーハッカー、新型コロナで留学を中止した人の受講料を最大3万円引きに
スタディーハッカーは4月22日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、留学を中止・延期した人を対象に、先着100名の受講料を最大3万円引きにする「留学生応援割引キャンペーン」を開始する。期間は5月12日まで。(詳細)
●前日までの人流変化を日別・時間帯別に可視化するクラウドサービス
報道機関/メディア運営企業、自治体・公共団体には、新型コロナウイルス感染症拡大防止策のための状況把握手段として、本機能を利用できるLocation AI Platformのアカウントを無償で発行する。(詳細)
●シャープ、マスクを個人ユーザー向けにも発売
シャープは4月20日、同社生産のマスクを個人向けにも販売することを発表、4月21日から販売する。(詳細)
●OLTA、コロナ禍で資金繰り悪化する中小企業を支援
オンライン完結型ファクタリングサービス「クラウドファクタリング」を提供するOLTAは4月20日、パートナー14社と共同で、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている全国の中小企業や個人事業主などへの資金調達サポートとして、初回手数料0円サポートプログラムを開始した。(詳細)
●TableCheck、テイクアウト/デリバリー受付/前売り食事券の機能を無償で提供
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により甚大な影響を受けている飲食店を支援するため、24時間自動で予約受付が可能な「テイクアウト機能」、全国の食卓から注文を受け付けられる「デリバリー受付」、店のファンに未来の食事券を販売できる「応援プラン(前売り食事券)」の機能を無料で提供する。(詳細)
●オープンロジ、保管料が最大2ヵ月無料になるキャンペーン開始
オープンロジは4月16日から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にともなう外出自粛によるEC需要を受け、「保管料を最大2ヶ月無料キャンペーン」を開始した。オープンロジ利用料のうち、倉庫保管料を2ヵ月間無償化する。上限金額は5万円/月。申し込み期間は4月30日まで。(詳細)
●新型コロナ対策でIIJモバイルサービスが緊急医療など向けに無償に
インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月9日、緊急医療・ボランティア組織などの企業・団体向けに、データ通信サービス「IIJモバイルサービス/タイプI」の月額利用料を無償にすると発表。無償期間は6月30日まで。(詳細)
●Yahoo!、地図上で混雑度がわかるマップ機能「混雑レーダー」を提供
混雑レーダーはYahoo! MAPアプリ(iOS/Android)、ウェブのYahoo!地図で利用できる地図上でエリアやターミナル駅周辺の混雑度を確認できる機能。1月31日に終了したが、再度提供を開始した。(詳細)
●「家から教えよう」、Googleが遠隔授業の教員向けテキストを公開
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響によって、休校措置で初めて遠隔授業にチャレンジする教員を応援するため、Googleでは遠隔授業に活用できるツールや情報を紹介するウェブサイト「家から教えよう」を公開。(詳細)
●mineo、4月分のパケットチャージを最大10GB分まで無償化
オプテージは4月7日、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」において、25歳以下のユーザーを対象に、4月分のパケットチャージ利用料金を最大10GB分まで無償化すると発表した。(詳細)
●UQ、学生向けにデータ容量30GBまで無償提供
UQコミュニケーションズは、新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う支援措置として、学生向け(25歳以下)にUQ mobileデータ容量30GBまで無償提供すると発表。(詳細)
●Googleが店舗や駅の混雑データを公開、新型コロナ対策
Googleは「COVID-19 Community Mobility Reports(COVID-19コミュニティモビリティレポート)」を公開した。(詳細)
●ドコモ、学生のデータ追加を無償化でオンライン授業支援
NTTドコモは4月3日、全国の学校において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的に遠隔授業やオンライン学習を実施している状況を踏まえ、学生の通信環境を確保するため、「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」を実施すると発表した。(詳細)
●KDDI、データチャージ料無償化などを発表
4月1日から4月30日までの期間において、データ定額サービス/料金プランでの月間データ容量超過後にデータチャージした利用分のうち、50GB分までの利用料金およびテザリングオプション利用料を無償とする。(詳細)
●ソフトバンク、50GBの追加データ使用量などを無償提供へ
ソフトバンクは4月3日、新型コロナウイルス感染症による影響でオンライン学習などのデータ利用料金が増えた学生などへの支援として、25歳以下のユーザーを対象に50GBの追加データ使用量などを無償化した。(詳細)
●経産省、新型コロナウイルスに関する中小企業・個人事業主支援策を発表
弥生は4月3日、新型コロナウイルスの影響を受ける、あるいは恐れがある中小企業・個人事業主を対象に、経済産業省などが各種相談窓口を設置したと発表。(詳細)
●新型コロナの影響でFacebook・Instagramアプリの利用者が増加
フェイスブック・ジャパンは4月2日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する新たな指針と警告を発表したことを受け、グローバルおよび地域の保健機関からの情報を利用者に伝えると発表。新型コロナウイルス感染症に関する誤った情報や、有害なコンテンツの拡散を防ぐ取り組みも継続するとしている。(詳細)
●オンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア」、無償提供期間を大幅延長
LINEは4月1日、オンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア」における無償提供サービス期間を大幅に延長すると発表した。自宅からコロナウイルスをはじめとする健康に関する不安を解消できるよう4月以降もオンライン健康相談を無償提供することになったとしている。(詳細)
●アイリスオーヤマ、日本国内にマスク生産設備の導入を決定
アイリスオーヤマは3月31日、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産設備を導入すると発表した。稼働時期は6月から。(詳細)
●『Pokémon GO』新型コロナ対策で自宅でテクテク可能に
Nianticは3月30日、公式ブログで新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の感染拡大を踏まえ、『Pokémon GO』をアップデートしたと公表。「いつでも冒険モード」は自宅で掃除したり、ルームランナーを利用したりといった屋内の歩数も反映されるよう改善したという。(詳細)
●Apple、新型コロナウイルス対策情報を提供するアプリとウェブサイトを公開
米Appleは3月27日、新型コロナウイルスCOVID-19の流行を受け、CDC(米疾病対策センター)のガイダンスに基づいた対策アプリおよびウェブサイトを公開した(英語版のみ)。(詳細)
●Facebookが提供する信頼できる情報ページ「新型コロナウイルス情報センター」
新型コロナウイルスに関して各種の信頼性の低い情報やデマが飛び交うなか、米Facebookは「coronavirus info center(新型コロナウイルス感染症情報センター)」を開設し、各種の情報を提供している。(詳細)
●LINEの新型コロナ対策アカウントが全国で利用可能に
LINEは3月30日、全国47都道府県のユーザーが「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」LINE公式アカウントを利用可能になると発表。自身の体調や年齢、持病、自宅の郵便番号などの情報をLINE上で入力することで、その人に合った、適切な行動に向けた情報を提供するという。(詳細)
●KDDI、「ブックパス 読み放題プラン」の無料提供期間を4月末までに延長
新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ、読み放題プラン「ブックパス読み放題プラン(総合コース/マガジンコース)」の月額情報料を無料で提供すると発表した。4月30日まで提供される。(詳細)
●クラウド上で助成金の申請書が作成できる「助成金クラウド」が、最長2ヵ月間無料で利用可能に
ホロンシステムは3月30日、クラウド上で助成金の申請書が作成できるサービス「助成金クラウド」において、無償ユーザーアカウントの提供を開始した。新型コロナウイルスによる休業など業績悪化対策のための助成金活用を支援するために提供するもの。(詳細)
●ツイッター、新型コロナウイルスに関するデマや誤情報に削除要請
Twitter Japanは3月23日、公式アカウントで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する誤情報やデマなどが含まれるツイートに削除を要請すると発表した。冗談の投稿であっても削除を求める場合があるとのこと。(詳細)
●マイクロソフト、テレワーク支援のための無料相談窓口を開設
日本マイクロソフトは3月9日、オフィスや学校のリモートワークを支援する無料の「セキュア リモートワーク相談窓口」を開設した。(詳細)
●シャープ、マスクの出荷を開始。まずは政府調達向け
シャープは3月31日早朝、マスクの出荷を開始したと発表した。当面は政府への納入を優先することがアナウンスされており、今回は政府調達向けの出荷となる。(詳細)
●シャープ、ビジネスコミュニケーションサービス「LINC Biz」活用で学校を支援
シャープは3月6日、新型コロナウイルス流行を受け、ビジネスコミュニケーションサービス「LINC Biz」の「フリープラン」において音声/ビデオ会議の同時接続拠点数を期間限定で大幅に拡充すると発表した。(詳細)
●IIJ、テレワーク支援としてリモートアクセス環境を5月末まで無償提供
インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてニーズが増えている在宅勤務およびテレワークを実現するリモートアクセス環境を、5月31日までの期間限定で無償提供すると発表した。(詳細)
●北海道と東京の医療機関に「LINE WORKS」が無償提供
ワークスモバイルジャパンは3月26日、とくに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数が多いとされる、北海道および東京都の医療機関(病院・診療所・クリニック)を対象に、「LINE WORKS」を無償提供すると発表。(詳細)
●LINE WORKS無料版を活用するためのテレワーク導入相談窓口を限定オープン
ワークスモバイルジャパンは3月4日、新型コロナウイルス対策における企業のテレワーク導入支援として「LINE WORKS」無料版を活用した「テレワーク導入相談窓口」を半年間限定で臨時開設した。(詳細)
●シスコ、テレワーク支援「Cisco Webex Meetings」の無償支援プログラムを発表
シスコシステムズは2月21日、ウェブ会議システム「Cisco Webex Meetings」を90日間にわたって、ユーザー数無制限で利用できる無償支援プログラムを提供すると発表。企業の事業継続計画(BCP:Business Continuity Planning)への昨今のニーズの高まりを踏まえたもの。(詳細)
●新型コロナウイルスの情報を多言語で無償提供、訪日外国人向けAIチャットボット「Bebot」
ビースポークは2月4日から、訪日外国人向けのAIチャットボット「Bebot」において、新型コロナウイルス感染症に関する情報の無償提供を開始したと発表。提供期間は2月3日~2月29日。ただし、新型コロナウイルスの収束状況を考慮し、期間延長の可能性もあるという。利用対象は法人、個人問わない。対応言語は英語、繁体字、簡体字。(詳細)
●イベント来場者限定チャット「Juwwa」が無観客開催に対応
Juwwaは3月19日、24時間限定ウェブコミュニティー「Juwwa」において、来場者限定ではなく、全国でイベント中継を見ているユーザーが利用できるように仕様を変更した。(詳細)
●楽天モバイル、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた顧客からの料金支払期限を延長
楽天モバイルおよび楽天コミュニケーションズは3月24日、新型コロナウイルス感染症の影響により、期限までに料金を支払えない顧客に対して支払期限を延長すると発表した。(詳細)
●Chatwork、テレワーク支援するオンライン展示会開催へ
ビジネスチャット「Chatwork」を運営するChatworkは3月13日、SaaS(Software as a Service)ベンダー9社が一堂に会する「テレワークオンライン展示会」を開催すると発表した。(詳細)
●レノボ、コロナウイルス流行を受け「始めよう! テレワークスタートガイド」を無料公開
レノボ・ジャパンは2月28日、新型コロナウイルスの国内感染の拡大を受けて全社員が一斉にテレワークする企業や、はじめてテレワークを実施する企業に向けて「始めよう! テレワークスタートガイド」を発行し、無償ダウンロード提供を開始した。(詳細)
●Pegasystems、企業内の新型コロナ蔓延状況をトラッキングできる無料アプリ
Pegasystemsの日本法人ぺガジャパンは3月23日、従業員間での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延状況をトラッキングすることで、企業の事業継続を支援する無料アプリをリリースしたと発表した。(詳細)
●デル、テレワークを支援する「テレワーク・デイ パッケージ」提供開始
デルは3⽉13⽇、働き方改革とテレワークを応援する「テレワーク・デイ パッケージ」の提供を開始した。テレワーク環境に適したパソコンや周辺機器のセットで、7月31日まで特別価格で提供する。(詳細)
●NEC、全国の地方公共団体に「NEC自動応答」を4月末まで無償提供
日本電気(NEC)は3月6日、新型コロナウイルスに関する問い合わせに対応したAIチャットボット「NEC自動応答」を、全国の地方公共団体に無償で提供すると発表した。(詳細)
● さくら、コロナウイルスの情報まとめサイト向けにサーバーの無料提供開始
さくらインターネットは3月23日、新型コロナウイルス感染症に関する最新情報をまとめたウェブサイト向けに、サーバーの無料提供を開始したと発表。(詳細)
●さくらインターネット、休業や休校で外出できない人向けにプログラミング講座を無料公開
さくらインターネットは3月10日、プログラミングの基礎が学べるオンライン講座「Tellus×TechAcademy 初心者向け Tellus 学習コース」を無料提供すると発表した。3月16日から受講が可能となる。(詳細)
●Instagram 新型コロナ対策として、ビデオチャットで投稿を同時視聴できる機能など追加
Instagramは3月24日(現地時間)、公式ブログにおいて、ビデオチャットで投稿を同時視聴する機能などを追加したと発表。新型コロナウイルス感染症対策の一環として追加したもの。(詳細)
●シャープ、マスクの生産を開始 3月下旬から順次出荷
シャープは3月24日、三重県多気郡多気町の同社工場においてマスクの生産を開始したと発表した。(詳細)