美しいマフラーと軽量化したホイール
エンジンや足回りといった走りに関する部分は? というと、残念ながらエンジンに手を加えていないが、マフラーが登場する予定。テールを見ると、物々しいディフューザーに2本出しマフラーに心が奪われる。チタンマフラーというと、あの美しい焼き色を想像するが、なんとマット調で、その形状と相まってギョッとすること間違いナシ。無限は社内でマフラー製造ができる設備があるそうで、かなり力を入れているのだそうだ。
20インチ8.5Jのアルミホイールは、切削鍛造とすることで、軽量化と高剛性を実現した1本15万円する自信の一品。「徹底的に走り込みをして、そしてハンドリングの改善に取り組みました」と担当者は胸を張る。純正に対して4本で10kgの軽量化を実現しただけでなく、純正がフロントとリアともにインセット60(ホイールの中心線から取り付け面までの距離)であるのに対して、無限はフロントインセット45、リアはインセット53に設定。ここにコダワリと秘密がありそうだ。なお試乗車のタイヤは純正のコンチネンタルではなく、ミシュランへと変更されていた。
ホイールの隙間から見えるブレーキローターとキャリパーは純正同様。しかしパッドは無限オリジナルのスポーツパッドがおごられていた。Type Competitionと名付けられたそれは、本格的なサーキット走行などの高負荷時に必要な効き、耐フェード性を確保し、限界付近での良好なコントロール性も実現するそうだ。
室内を見ると、レカロとのコラボで生まれたフルバケットシート。そしてシフトがクイックシフトを装備。フルバケットシートは身体が大きい筆者(身長185㎝)にはタイトに感じた。クイックシフトは、ノーマルでも十分ショートストロークに感じていたのだが、さらにショートストローク化されており、なるほどこれはイイと実感。
しかし最大の注目はハンドル。無限がハンドルを作るのは久しぶりとのことで、ステアリングスイッチを搭載するタイプとしては無限初の一品。上下にドライカーボン、握りにパンチングレザーが採用され、ノーマルに比べてやや太い形状。価格は約9万円と高額なのだが、ハンドルは運転中常に触れるものゆえ、質感と握りやすさを体験すると、誰もが「コレ欲しい」と思うことだろう。
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