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新車を買った情報2019 第4回

マツダ ロードスターRFの電子制御で北海道の吹雪でも無事だった

2019年02月16日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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リアフォグランプがないのはなぜ?

 ただ、このクルマ、電子的には良くても原始的なところでおやっ? というところがあります。リアフォグランプがないんであります。

 納車日は吹雪でありました。道路脇の電柱が4~5本は見えたので、見通し150メートルくらいでしょうか。後続車が気になるのでリアフォグランプがあれば点灯したい状況でしたが、国内で売られているロードスターにはフロントも含めてフォグランプの設定はありません。

 世間ではリアフォグランプなんてものは、まぶしくて迷惑なだけのものと思われております。実際、天気がどうだろうと年がら年中点灯している馬……いや、能天気な輩がおりまして、私もそんな輩を見るたびに、とっ捕まえて袋……もとい、注意してあげた方がいいかなあと思うことがございますね。

 北海道では降雪や吹雪による視界不良、いわゆるホワイトアウトという現象が日常茶飯事でして、それが原因の事故も絶えません。こちらのみなさんは、視界不良で低速走行せざるを得ない状況になるとハザードランプを点灯させますが、緊急事態で減速していることはわかっても、離れた後続車への視認性が十分にあるとは言えません。

 なぜリアフォグランプが眩しいほど明るいかと言えば、こうしたときの視認性を確保するためだからです。

 私は最低でもオプション設定にすべきと考えていますし、マツダも海外仕様にはリアフォグランプを設定しているんですが、なぜ国内仕様に用意できないのか。Android Auto/CarPlay の件も含め、関係者を呼んで小一時間ほど問い詰め……あらっ、もうそんな時間ですか。

 それでは今日はこのへんで。

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