最も予算を割いたのはビデオカード!!
店長の渋谷氏がFFXIVをストレスなくプレイでき、なるべくコストを抑えたというFFXIV構成。ここからはキモとなる各種パーツを紹介していこう。
「ゲーミングPCで、大事なのは描画に影響するビデオカードと、その性能を引き出しつつ、ゲームの各種処理を行なえる能力を備えるCPUです。4コア/8スレッドのCore i7なら、なんの心配もいりませんが、多くのゲームは4スレッドあればオッケーです」
「FFXIVも4スレッドでまったく問題ないので、4コア/4スレッドの『Core i5-4460』を選んでいます。予算に余裕があるなら、i5最上位となる『Core i5-4690』が狙い目ですが、5000円程度安価な“4460”でも、FFXIVのプレイに支障ないですよ。もちろん、選んだビデオカードの性能もしっかり引き出せます」
「最も大事なビデオカードには、NVIDIAのミドルレンジGPU『GeForce GTX 960』を搭載したMSI『GTX 960 2GD5T OC』を選んでいます。同じMSIの『GTX 960 GAMING 2G MGSV』も人気がありますが、『GTX 960 2GD5T OC』のほうがわずかに安く、オーバークロック仕様かつオリジナルGPUクーラー搭載と、コストパフォーマンスがいいです」
ゲーミング向けマザーボードに
高信頼なSanMaxメモリーとスキなし
「コストを気にしつつも、ゲームで大事なサウンドに『Sound Blaster Cinema 2』、ネットワークゲーム向けLANチップ『Killer 2200』を搭載しているMSIのゲーミングマザーボード『H97 GAMING 3』。メモリーには最安クラスの製品と比べるとちょっと高くなりますが、PCの安定動作に影響する部分なので、信頼性や品質面に自信のあるSanMax製を選択しました。」
「そのほかのパーツも、コストパフォーマンスを重視して選び、ストレージはSanDiskの『UltraⅡ SSD』シリーズの容量240GBモデル(SDSSDHII-240G-J25C)のワンドライブ構成にしています。必要なストレージ容量が大きい『グランドセフトオート5』を遊んだり、プレイ動画を録画したりするなら、512GBクラスのSSDか、セカンドドライブ(HDD)が必要になりますが、日常用途とFFXIVのゲームデータなら240GBでオッケーです」
→次のページヘ続く (FFXIV: 蒼天ベンチマークで性能をチェック)
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