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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第5回

【今月の自作PCレシピ】“女性”ゲーマーが選んだゲーミングPC構成

2015年12月23日 17時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みの組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

話題のPCゲームを快適にプレイ

 いま最も注目を集めているオープンワールドRPGの「Fallout4」や「スター・ウォーズ」ファンの見どころいっぱいのオンラインFPSゲーム「Star Wars バトルフロント」、初の大型イベントとなる「Project R: KAMIKAZE」や、アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」とのコラボが始まっているオンライン海戦アクションゲームの「World of Warships」など、注目のタイトルが今年もいっぱいだ。そんな話題のゲームたちを快適に遊べるゲーミングPC構成を紹介していこう。

 これまでも、「ファイナルファンタジーXIV」PCや、コンパクトなゲーミング構成を紹介してきた本コーナー。今回は、新たにパソコンショップ アークに加わった女性スタッフの野澤さんに構成をお願いし、女性ゲーマーや自作PC初心者にオススメのPCパーツをチョイスしてもらった。

ゲーム関連に強いパソコンショップ アーク。PCパーツだけでなく、ゲーミングデバイスやMSI製ゲーミングノートPCなどを扱っている。PCゲーミングのことなら、まずココへ的な存在

 野澤さんは、5年くらい前に、パズルアクションゲームとして人気を博した「Portal」を遊びたくてPCを初自作。その後も「BioShock」や「Alliance of Valiant Arms」などをプレイ。

 今はおもに「League of Legends」をメインに遊んでおり、ライブストリーミングサイトの「CaveTube」(配信者名:beeb184)での配信も行なっているガチのPCゲーマーだったりする。

PCパーツショップでは、珍しい女性スタッフの野澤さん。ゲーマーかつPC自作経験者と、女性PCゲーマーに、うれしい存在だ

女性はやっぱりPCケースが大事!

野澤さんがチョイスのゲーミング向けPCパーツ。しっかり定番&鉄板のPCパーツをチョイスしている

BUY MORE秋葉原本店
コンパクトゲーミングマシン構成
CPU Intel「Core i5-6400」
(4コア/4スレッド、定格2.7GHz、最大3.3GHz)
2万4480円
マザーボード ASRock「H170M-ITX/ac」
(LGA1151、H170、Mini-ITX)
1万4800円
メモリー SanMax「SMD4-U16G28H-21P-D」
(PC17066 DDR4、8GB×2枚)
1万3480円
SSD SanDisk「SDSSDHII-240G-J25C」
(256GB、SATA3)
1万480円
ビデオカード MSI「GTX 960 GAMING 2G」
(GeForce GTX 960、GDDR5 2GB)
3万1980円
電源ユニット Corsair「CX600M(CP-9020060-JP)」
(80PLUS BRONZE、600W)
9280円
PCケース BitFenix「PRODIGY Vivid Green(BFC-PRO-300-GGWKG-RP)」
(Mini-ITX)
1万4230円
総額   11万8730円

※価格は12月18日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

 ゲーミングPCで大事なCPUとビデオカードには、コストパフォーマンスがいい4コア/4スレッドの「Core i5-6400」と、ミドルレンジGPUの「GeForce GTX 960」を搭載したMSI「GTX 960 GAMING 2G」をチョイス。

 ゲームのローディング時間短縮に効果絶大なSSDには、手ごろな価格でパフォーマンスも十分なSanDisk「Ultra Ⅱ SSD」シリーズの容量240GB(SDSSDHII-240G-J25C)を、PCの安定動作に大事なメモリーはサーバー用途にも定評のあるSanMax製メモリーと、定番&鉄板のパーツを厳選。OS抜きで約12万円の構成となっている。

 野澤さんによると「自作PCは、BTO PCなどと違ってPCケースを変えられるので、女性がこだわりたいデザインを重視しました」とのこと。

 「まずPCケースを考えて、明るいグリーンのボディーがかわいく、省スペースで拡張性も高いBitFenixの『PRODIGY Vivid Green(BFC-PRO-300-GGWGG-RP)』を選びました」

 「そのほかは、ゲームの録画配信などもできるCore i5や、最高描画にこだわらなければ、『Fallout4』などの重たいゲームも遊べる性能のGeForce GTX 960など、いま自分が欲しいな~と思うパーツで構成しました」

 「光学ドライブは悩みましたが、ブラックベゼルだと、なんとなくグリーンカラーのPCケースがもったいなかったので非搭載にしました」

 「ゲームはダウンロードできますし、OSはUSB接続の光学ドライブや、インストールメディアがUSBメモリーのパッケージ版『Windows 10』を選んでください」

 「あとは、SSD容量が240GBなので、いろいろなゲームをインストールするとすぐいっぱいになってしまうので、予算に応じて512GBクラスにしたり、1TBクラスのHDDを追加したりしてもらえればと思います」と語ってくれた。

(→次ページヘ続く 「野澤さんがチョイスした注目のパーツ」)

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