ユニットはそれなりに大型 購入前にスペースの確認を!
サイズは幅1200×奥行き90×高さ212mmで、ウーファーの大型化やツイーターの追加によって、従来モデルであるYSP-4100よりも横幅が広がっている(高さと奥行きは同じ)。
筆者宅のテレビ周りは決してスペース的な余裕があるわけではないが、YSP-5100を何とか設置することができた。現在利用しているテレビ台に設置するだけの余裕がなければ、YSP-5100を壁掛けすることを検討するとか、あるいは専用ラックの利用を検討するべきだろう。
YSP-5100を設置し、HDMI端子でテレビやプレーヤーなどと接続。サラウンド関係のセッティングを行なっていく。この際に利用するのは、ヤマハおなじみの「インテリビームマイク」だ。本体前面にある端子にインテリビームマイクを接続し、OSDの設定画面から「自動設定」を選択するだけで、自動で音の調整が行なわれる。この際、余計な反射があると正確に調整できないため、ユーザーも部屋の外に出る必要がある。
なお、YSP-5100ではサラウンドの出力方法を選択することが可能。たとえば5.1chの場合、センター、フロント×2、サラウンド×2をそれぞれ出力する通常のモードのほか、サラウンドだけを反射させる「ステレオ+3ビーム」、フロントにサラウンドの音声をミックスさせる「3ビーム」といったオプションが選べる。
7.1chの場合、通常の「5ビーム+2」はサラウンドがフロントとサラウンドバックにミックスして出力される。これ以外にサラウンドとサラウンドバックをミックスする「ステレオ+3ビームプラス2」、これにフロントまでミックスする「3ビーム」といったモードがある。
これだけ選択肢が用意されている理由としては、部屋の形状や視聴位置、あるいは再生するソースに合わせて最適な結果を得るため。たとえば部屋がそれほど広くなく、背面の壁の近くで視聴すると、サラウンドバックを背面の壁に反射させてもユーザーの耳に届かない。それならフロントとサラウンド、サラウンドバックをミックスさせる3ビームがもっともよい結果を得られるというわけだ。
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