通勤途中に見かけた気になる風景を記録したり、あるいは今の季節なら、ようやく咲き始めた桜を撮ったりなど、日常の中で見かけた景色を撮影する場合に便利なのが、スマートフォンに搭載されているカメラ機能だ。
もちろん、従来の携帯電話にも当たり前のようにカメラ機能が搭載されているが、スマートフォンなら大きな画面をファインダーとして使えるメリットがある。さらに楽しいのが、自分自身でカメラアプリを選べるということ。Androidでも、iPhoneと同様多数のカメラアプリが公開されており(関連記事)、その中から好きなものを選んで使うことができる。
こうしたカメラアプリの中でも、トイカメラ風の写真が撮れたり、あるいは豊富なフィルターが搭載されていたりなど、一風変わった機能を持つものを今回は紹介したい。
9種類のフィルターが楽しい「FXCamera」
Android用カメラアプリとして人気が高いのがこの「FXCamera」(無料)。トイカメラ風の写真が撮れる「ToyCam」やポラロイド風の「Polandroid」、魚眼レンズで撮影したような「Fisheye」、アンディ・ウォーホールのようなポップアート調の写真になる「Warhol AndyWarholizer」など、6種類のモードが用意されているのが特徴だ。
モードによっては細かな調整ができるのもうれしい点だ。たとえばToyCamなら、全体的に緑が強い色調になる「Cross Process Emulation(Green)」や、コントラストの強い「Super High Contrast」など、9種類のフィルターを選択できるほか、周辺光量も調整することも可能だ。
こうした設定を色々と組み合わせ、自分好みの1枚を追求しても面白いだろう。
ただ、FXCameraの難点は大きいサイズの画像が撮影できないこと。画像サイズの選択肢として用意されているのは、480×320ドットの「Small」と720×480ドットの「Medium」、そして960×640ドットの「Large」しかなく、さらにLargeには「Not Recommended(crashes sometimes)」という注意書きが付加されている。撮影した写真を印刷したいなど、高解像度で写真を撮りたいと考えているならほかのカメラアプリを選択したい。
この連載の記事
-
第95回
AV
映像を見ながらコミュニケーションを楽しむ「RZタグラー」 -
第94回
AV
録画番組の視聴スタイルを変えるAndroid端末「SV-MV100」 -
第93回
AV
HD動画もスムーズ!? 「iPad 2」のAV機能をチェック -
第92回
AV
ガツンとくる重低音ヘッドフォン 気になる3機種をチェック! -
第91回
AV
電車の中でも気軽に作曲! iPhone用シーケンサを試す -
第89回
AV
iPad版「Garage Band」で気軽に音楽制作! -
第88回
AV
iOS 4.3に組み込まれたホームシェアリングを試す! -
第87回
AV
編集機能が大幅強化! 生まれ変わった「TMPGEnc」 -
第86回
AV
Androidスマホは万能動画プレーヤーになれるのか!? -
第85回
AV
iPhoneより便利? Androidの音楽再生環境をチェック! - この連載の一覧へ