レーザーファイブ(株)は、組み込みLinux技術者養成講座『組込Linux講座』を法人向けに開始した。
教材には、同社が販売する小型Linuxサーバ『L-Card+』を使用し、プログラミング、デバイスドライバ、VR4181ハードウェアに関する知識を身につけることができるという。コースの日程は5日から10日程度で、コースの運営と実施、教育システムはレーザーファイブドットネット(株)が行なう。
『組込Linux講座』標準コースの内容は以下のとおり。
- 『L-Card+』のセットアップ
- Linuxマシンの準備、コンパクトフラッシュの準備、ブート、各種設定など
- コンパイル環境
- クロスコンパイル、『L-Card+』上でのコンパイル環境構築など
- サーバ環境の構築
- Webサーバ、Sambaサーバの構築
- プログラミング
- システムコール、プロセスの置換、シグナル、低水準ファイル出力、パイプ、ソケット、スレッドなど
- デバイスドライバ
- カーネル再構築、モジュール作成と実行、デバッグ、メモリやハードウェア管理、割り込み処理、キャラクタ型ドライバ、ブロック型ドライバ、ネットワークドライバなど
レーザーファイブ(株)とレーザーファイブドットネット(株)は、教育機関や企業向けに組み込みLinux教育コースを実施し、教材、講師、コースの運営までをサポートするとしている。