レーザーファイブ(株)は、日本電気(株)のMIPSコアCPU『VR4122』を搭載したワンボードコンピュータ『L-Board』と、『LASER5 Linux 7.2exp Devel』などをセットにした『VR MIPS開発キット』を、限定100セット販売すると発表した。
『L-Board』は、PCIスロットからの電源供給で動作が可能なワンボードコンピュータ。10/100BASE-TXポートを2つ装備しており、ルータやファイアウォールなどとして利用することが可能なほか、VR MIPS向けの開発環境としても利用することができる。主な仕様は以下のとおり。
- CPU……VR4122-180MHz
- SDRAM……32MB
- フラッシュROM……16MB
- ネットワーク……10/100BASE-TX×2
- RS-232C×2ch
- ATA-66×2スロット
『VR MIPS開発キット』では、ボードとディストリビューションのほかに、セルフ/クロス開発環境をバンドルした製品。キットの内容は以下のとおり。
- 『LASER5 Linux 7.2exp Devel』パッケージ
- 『L-Board』
- CD-ROM×2(簡易マニュアル、開発環境など)
- 保証書、取扱説明書
販売はぷらっとホーム(株)の秋葉原店舗およびぷらっとオンラインを通じて行なわれる。価格は5万9800円。