レーザーファイブ(株)は、『Laser5 Linux 7.1 Devel』および『Laser5 Linux 7.1 デラックス』を8月24日より発売することを発表した。
『Laser5 Linux 7.1』 |
デフォルトのデスクトップ。GNOMEが動作する。 |
両製品は『Red Hat Linux 7.1』をベースに、日本語環境の強化やシステムの最適化がなされているという。また、ADSLやFTTHなどのブロードバンドサービスに対応可能なPPPoEなども装備した。両製品に共通する主な特徴は以下のとおり。
- カーネル2.4.3
- glibc 2.2.2
- XFree86 4.0.3
- GNOME 1.2.4
- KDE 2.1.2
- Netscape Communicator 4.77
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium以上
- HDD……1GB以上
- メモリ……64MB以上
また、両製品ともインストールからX Window起動までのサポート(90日、件数無制限)が提供される。
『Laser5 Linux 7.1 Devel』
『Laser5 Linux 7.1 Devel』は、JAVA開発環境『Borland JBuilder5 Personal』や『JDK』、『COBOLコンパイラ』などがバンドルされているほか、開発者向けの各種ドキュメントも収録されており、開発用途に適したパッケージ内容となっている。また、『ATOK X』が標準で組み込まれている。主なバンドルソフトウェアは以下のとおり。
- COBOLコンパイラ
- JDK(JAVA Development Kit)
- JBuilder5 Personal
- VNC(Virtual Network Computing、クロスプラットフォームで操作可能なリモートコントロールツール)
- Wnn6
- ATOK X
- eWnn(英日辞書引きソフト)
- Sylpheed
- SOPHOS Anti-Virus
- K筆(はがき作成ソフト)
- Smart Boot Manager
パッケージはCD-ROM4枚(バイナリCD1、2、ソースCD、ProductCD -Devel-)、フロッピーディスク1枚、インストールガイド、活用ガイド/ご利用ガイドで構成される。価格は1万6800円。
『Laser5 Linux 7.1 デラックス』
『Laser5 Linux 7.1 デラックス』は、『Laser5 Linux 7.1 Devel』から開発用途のバンドルソフトと『ATOK X』を省いた内容となっている。主なバンドルソフトは以下のとおり。
- VNC(Virtual Network Computing、クロスプラットフォームで操作可能なリモートコントロールツール)
- Wnn6
- eWnn(英日辞書引きソフト)
- Sylpheed
- SOPHOS Anti-Virus
- K筆(はがき作成ソフト)
- Smart Boot Manager
パッケージはCD-ROM4枚(バイナリCD1、2、ソースCD、ProductCD -デラックス-)、フロッピーディスク1枚、インストールガイド、活用ガイド/ご利用ガイドで構成される。価格は9800円。