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LASER5 Linux 6.4、12月8日より発売開始

2000年11月23日 00時00分更新

文● 編集部

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レーザーファイブ(株)は、同社のディストリビューション「LASER5 Linux」の新バージョン「LASER5 Linux6.4」(以下6.4)を発表、12月8日より販売する。

6.4パッケージ写真LASER5 Linux 6.4 Devel

LASER5 Linuxは、Red Hat Linux英語版をベースにした、使いやすさとRed Hat Linuxとの互換性が特徴のディストリビューション。

6.4では、Red Hat Linux 6.2英語版をベースに、Red Hat Linux 7英語版に搭載された機能の主要なものが導入されているという。

6.4のラインナップは、デスクトップ用途の「デラックス」と、それに開発用途のソフトウェアをバンドルした「Devel」の2製品となる。サポートは両方とも90日間で、インストールからX Window System起動まで。価格はそれぞれ以下の通り。

  • LASER5 Linux 6.4 Devel……1万6800円
  • LASER5 Linux 6.4 デラックス……9800円

カーネルには、USBマウス/キーボードにも対応した2.2.16を採用。同時に「Contrib CD」(LASER5 Linuxに含まれる、最新モジュール収録CD)に、2.2.17と2.4test8が収録されている。また、デフォルトのデスクトップ環境にGNOME1.2.4を採用した。

さらに、日本語環境を快適に使えるよう、かな漢字変換システムのATOK 12 SEやWnn6、メーラのSylpheedがインストール時に組み込まれる。Sylpheedについては、パッケージに同梱されている「活用ガイド」中にマニュアルも用意される。

Develではこのほか、情報処理試験学習者や開発者向けに、「プログラム入門ガイド」をはじめ、COBOLコンパイラなどの付録やアプリケーションが含まれる。さらにJDKや先日無償公開されたインプライズのJBuilder 4 Foundationも同梱される。

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