レーザーファイブ(株)は、サーバ向けハードウェアベンダーのトラストガード(株)とインターネットサーバ分野において業務提携を行なったと発表した。
提携第1弾の製品として、キャッシュアプライアンスサーバを開発中だという。同製品は、リバースキャッシュプロキシサーバとしてWebサイト側の負荷を軽減するもの。LASER5 Linux6.4ベースのキャッシュサーバ構築用ディストリビューション「LASER5 Linux Cache Server Edition」をトラストガード(株)の「TrustGuard/iSV (トラストガード・アイサーバ)」に実装し、「TrustGuard/iSV-CacheServer」としてリリースする。
レーザーファイブ(株)は、昨年後半から、特定用途に絞り込んだ高付加価値の“カスタムディストリビューション”を中心としたソリューション事業を重視しており、今回、従来からLinuxを中心としたデータセンター向けサーバで定評のあったトラストガード(株)と思惑が一致したという。両社は今後、ファイアウォールサーバ、負荷分散サーバ、レスアドミニストレーションシステムなどの共同開発を予定している。