ボディコン、ミニスカ、扇子。日本中が好景気に沸いたバブル時代の懐かしいアイテムが満載のDVD『ボディコンコップ』(発売:ポニーキャニオン/3990円)が発売され、20日に秋葉原のソフマップアミューズメント館で記念イベントが行なわれた。登場したのは、松山まみさん、来栖あつこさん、藤井玲奈さんの3人。
ボディコンコップは、昨年末にBS11デジタルで放送されたコメディードラマ。経済がマイナス成長を続け、失業率や犯罪が増加し、すさみきってしまった近未来の東京が舞台だ。そこで起こるのは謎の女性失踪事件。警視庁は、ボディコンに似たセクシーな特殊強化スーツを身にまとい、知性と強靱な肉体と特殊な武器(扇子とか)を駆使することで次々と事件を解決する特殊チーム“ボディコンコップ”に出動を命じたのだった……。
松山さんが主人公の“天野ミカ”、来栖さんがデカ長の“碇ヤイ子”、藤井さんが天才少女の“東瑠奈”を演じる。設定上は近未来だが、格好は往年のボディコンそのもの。ステージに登場した3人は、キラキラの衣装やヒラヒラの扇子でかなり当時に近い雰囲気を醸し出していた。これで髪型がワンレンなら文句なしだったと思う。取材時のコメントは以下の通りだ。
――DVDが発売された感想は?
【松山まみ】DVDになるというのは聞いていなかったので、発売されて嬉しいなと思います。作中で着ているボディコンは、やっぱり裾が短かいので、気になって動けなくなりましたね。
【来栖あつこ】CGが豪華に使われていて、こんなに完成度が高いとは思いませんでした。ボディコン+刑事というのは初の試みだと思うし、シリーズ化したいとプロデューサーの方が言っていたような気がするので、次もあると期待しています!
【藤井玲奈】DVD化することが決まってよかったです。同じ年齢の子たちと撮影できたのが思い出に残っています。
ところで、94年生まれで現在中学2年生の藤井さんは、ボディコンという言葉自体を知らなかったそうである。うーむ、まさに死語と化している……。この作品をきっかけに、もう一度ボディコンが表舞台に出てくれると面白いのだが。
(写真特集ページへ続く)
