あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第679回

330万円から!? マツダ新型CX-5が「今年のSUV最高傑作」と断言できる理由

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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前モデルより広くなった荷室が使いやすい

 良くできているのが荷室。前モデルより奥行きがあり、ベビーカーが縦に入ります。また12Vアクセサリーソケットが用意されているので、走行中にポータブル電源やノートPCの充電も可能です。

 そして感心したのがプライバシーシェードが床下に格納できる点。こういうのが欲しかった! さらにバックドアはパワーゲート(電動)対応です。

 荷室に用意されているレバーを引けば、後席の背もたれが倒れてフラットな床面が現れます。奥行きは180cmあり、大柄な人でなければ車中泊をするのも難しくないでしょう。

 エンジンは2.5L 自然吸気のSKYACTIV G2.5にマイルドハイブリッドシステム(モーターがエンジンをサポートするシステム)の組み合せ。2代目CX-5のSKYACTIV G2.0に勝る低燃費とのこと。そして来年、次世代ガソリンエンジンのSKYACTIV Z+ハイブリッドのパワートレインが追加されるようです。

 ドライブモードは4WDがSPORT、NORMAL、OFF-ROADの3つ。2WDがSPORT、NORMALの2つになります。

柔らかい乗り味と渋滞時ハンズオフまでこなす
超進化系・運転支援システム

 まず驚いたのが、乗り味の柔らかさでした。最近のマツダは足周りが硬めのスポーティー路線が多かったので、これはとても意外。減速帯が連なる場所でも、その振動を適度にいなして、ドライバーや同乗者に不快感を与えません。でもハンドルフィールはスポーティーで、意のままに走るという印象。マツダの新時代の走りといえるかも。

 ちなみに2WDと4WDで乗り味は異なり、4WDの方がシッカリ感がある印象。一方、心地よさでは2WDに軍配が上がります。

 さらに驚いたのが高速道路での運転支援。安定度や精度が大幅に高まり、意思をもって正しい道を走るという印象を受けました。

 運転支援でいえば、クルーズコントロール動作中にウインカー操作するだけで車線変更をします。日産のプロパイロット2.0にも似た機能があり、提案機能も搭載していますが、マツダは提案することはありません。実際に試してみるとウインカー点灯7回以内に車線変更しました。

 そして渋滞時(40km/h以下)にはハンズオフが可能! これは渋滞の時に便利です。マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)という機能では、一般道で前走車に近づくと自動的に減速・停止までします。最初は違和感を覚えましたが、事故防止にはよい機能かと感じました。

 これだけの機能とクルマの質をもたせながら、価格が330~407万円というのはバーゲンと言わずしてなんと言いましょう。今年最注目にして大本命のSUV。そして、DセグメントSUVの最高傑作と言っても過言ではないかもしれません。とにかく要チェックの1台です!

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