X2が日本にピッタリなワケ その2
シビック TYPE-Rも驚きのエンジンを搭載!
エンジンは排気量1998㏄の直4ガソリンターボ型。最高出力は320馬力/最大トルクは400N・mと、ちょっと前のHonda シビック TYPE-Rに匹敵する出力を発生します。
BMWといえばシルキーシックス(直列6気筒エンジン)ですが、このエンジンも実にシルキー。アイドリングストップからの復帰の振動も少なく、エンジン動作中の振動も少なく軽やかに吹け上がります。とにかく中低回転のトルクが太く、街乗りもラクラク。さらに四駆ですから安定感もありまくり。「SUVはドンガメ」というのは昔の話で、とにかく速い!
さらにパドルシフト左手側を長引きすると、10秒のカウントダウンタイマーと共に、パワートレインとシャシーの全制御が最も過激になる「Mスポーツ・ブースト機能」がスタート。ローンチコントロールもですが、一般道では使うことはないでしょうが、このような楽しい機能、大好きです。
ただし、BMWのM系ではおなじみだったスポーツモードでのブリッピング音といった演出はなく、おとなしいのが少し残念だったりもします。
X2が日本にピッタリなワケ その3
ハンドリングと乗り心地が高バランス
バックスキンが施されたBMWらしい極太ハンドルを握り、いざクルマを走らせましょう。
走行モードだけでなく室内環境なども変化する、My Modesを用意するのもBMWらしいところ。せっかくなのでSPORTにすると、突き上げは強めですが、引き締まったフットワークの良い走りが楽しめます。ほかにもリラックスとか色々なモードが用意されています。
X1はカジュアルさに好印象を抱く一方、重厚なBMWらしさというのは希薄でした。このBMWらしさというのは上級モデルになればなるほど色濃く出てくるので、エントリーグレードであるX1に求めるのは酷なのかもしれません。ではX2はというと、カジュアルさの中に、BMWの濃い味わい加わっている印象。このバランスが見事で、気持ちよく駆けぬける歓びを堪能できます。高級車の味わいが、X2にはキチンとありました。
ブレーキのフィーリングも見事。こちらはMコンパウンド・ブレーキ(グレー・ハイグロス・キャリパー)というメーカーオプションで、価格は11万7000円とのこと。剛性感のあるフィールを体験すると、このオプションは必須であると思いました。
【まとめ】X2は日本の道路事情に合った秀作
BMW X2 M35i xDriveは、日本の道路事情にあった秀作といえるでしょう。確かに800万円を超える価格は絶対的に高いですが、それゆえに満足度の高い1台です。「いや、そんなに馬力イラナイ」と思った方にこそ、このクルマに乗っていただきたいです。きっと考え方が変わりますよ。
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