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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ第582回

BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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BMW/X2 M35i xDrive(822万円/取材車両はオプション込み902万1000円)

 BMWから、第2世代のSUV「X2」が登場したので試乗したところ、乗れば乗るほど「これは日本にピッタリの1台だ!」と思った次第。その理由を3つにわけて紹介します。

珍しくディーゼルの設定がないモデル

 第2世代X2は、すでに発売しているX1をベースにした流麗なクーペボディーに最新の技術を内包したクーペタイプのSUVとして2023年10月に発表しました。

キドニーグリルを光らせることができる!

車両メニューから「BMW Iconic Glow」をオンにすると光らせることができる

 BMWの新車が登場するたびに話題になるキドニーグリル。今回は横長です。驚いたのは光らせることができるという点。これはとても目立つもので、以前、夜の高速道路でルームミラー越しに見たとき「なんだアレ? とりあえず道を譲ろう」と思ったものです。

 ラインアップはすべて四輪駆動で、ガソリンエンジン仕様の「xDrive20i(1.5L 直3ターボのマイルドハイブリッド)」「M35i xDrive(2L 直4ターボ)」のほか、バッテリーEVの「iX2 xDrive30」の3モデルで、輸入車で人気のディーゼルモデルはラインアップされておらず、このサイズでディーゼルエンジンのSUVを求めるならX1をどうぞ、ということになります。本稿で紹介するのは2L 直4ターボを搭載したホットモデルになります。

X2が日本にピッタリなワケ その1
ほどよい大きさと使い勝手

 ボディーサイズは全長4567×全幅1845×全高1575mm、ホイールベース2692mm。他社でいえば、Honda・ZR-V、レクサス・NX、メルセデス・ベンツ・GLC、アウディ・Q4、そしてMINI・カントリーマンあたりと同じような大きさです。

BMW/X5

 近年、BMWのSUVは大型化しており、X5あたりになると車幅が2mを超えます。大型SUVは幹線道路や高速道路では快適である一方、路地や駐車場では取り回しに難があります。X2のサイズなら、路地のすれ違いもギリギリ大丈夫ですし、駐車場だってそれほど苦労しません。

 ちなみに、ショッピングセンターの駐車場によっては、輪留めと壁の位置が近いところがあります。その際、コンサバティブなSUVやミニバンなどでは、荷室ドアを開くことが困難なことがあります。クーペタイプの良いところは、そのような場所でも荷室を開けることです。

 しかし「クーペタイプだと積載量が少ないのでは?」と思われがちですが、床面積は広く容量は560リッター。後席を倒せば1470リッターまで拡充できます。ちなみにバックドア形状のX1は540リッター/1600リッター。普段使いではX2の方が使いやすく、X1は引っ越しなど、いざという時の積載容量でメリットが得られると思います。

 ラゲッジには12Vアクセサリーソケットが用意されているほか、床が二重構造なので、たとえば洗車道具を常備させるのもアリかも。

リアシートは広くて同乗者も満足
運転席はカーブドディスプレーで視認性良し

 後席は広く、足元も広々。運転席や助手席のシートバックが足に当たらないような形状になっているのは◎。リアシートは4:2:4の分割構造。ラゲッジ側から背もたれを倒そうとすると、真ん中だけが残ったりします。そこは少し残念なところ。エアコンの吹き出し口とUSB Type-Cポートも用意されています。

 運転席はカーブドディスプレイをはじめとして、近年のBMWらしさが満載。シンプルでエッジのきいたデザインに好印象です。

 ワイヤレス充電対応のスマホトレイは縦置きで、ストッパーがついているので、移動中に動かないのは◎。USB端子はType-Cが2系統あります。

 車両のメニュー画面をみるとApple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応している模様。少し前までBMWはApple CarPlayのみでしたので、ちょっと進化していそう。ですが、いざAndroid Autoをつなげようとしたところ、エラーメッセージが出て接続することは叶いませんでした。

 感心したのはセンターコンソール。イマドキの2階建て方式なのですが、ドリンクホルダー側がつながっていないので、下段へのアクセスがとてもしやすいのです。これは他社も見習ってほしいと思うほどの使い勝手の良さでした。

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